レース展望・予想

今季重賞2勝の力上位フジダイビクトリー「ドリームエイジカップ」(ばんえい帯広競馬)

2016/11/27

11月27日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには「第7回ドリームエイジカップ」(4歳以上選抜)が行われます。

4歳から7歳、8歳以上の各世代の通算収得賞金額の上位各馬による編成で真のドリームホースを決める、ばんえい競馬ならではの重賞です。別定重量戦でトップハンデのオレノココロ790キロと、最軽量牝馬アスリートでは70キロと大きく差がついていますが、実力の差もそれ以上に大きく、格付上位馬有利の一戦と言えます。

◎7 フジダイビクトリー(牡8、金山明彦厩舎)780キロを本命に推します。今季は13戦3勝の成績を挙げていますが、そのうち2勝が、岩見沢記念、北見記念のばんえい界最強馬と言える8歳代表馬です。この日の十勝地方は雪マーク、時計の競馬になりそうな馬場状態となりそうですが、先行する器用な脚も使えるタイプです。北見記念ではゴール前は持ったままで、2着ニュータカラコマに24秒6もの差を付けての圧勝は強い競馬でした。

○1 コウシュハウンカイ(牡6、松井浩文厩舎)780キロが対抗です。今季14戦5勝で、旭川記念優勝馬。テンから押して行っても障害には自信を持っている巧者です。あとひと押しで毎回勝ち負けできるだけの実力馬で、馬場状態にも左右されないのが持ち味です。

▲4 オレノココロ(牡6、槻舘重人厩舎)790キロが3番手です。ばんえいグランプリ、ばんえい十勝オッズパーク杯優勝馬で、昨年度のドリームエイジカップ勝ち馬です。790キロのトップハンデで、最軽量馬とは70キロと重量差は大きく付いていますが、障害の掛かり次第では直線差し切る力は持った馬です。

△5 ニシキエーカン(牡7、岩本利春厩舎)750キロは、今季18戦2勝、一時崩していたものの体調さえ戻れば軽量を生かしての大駆けもあります。

<おすすめの買い目>
馬単 7→1・4・5・2(4点)
3連単(フォーメーション) 7→1→4・5・2(3点)

ドリームエイジカップの出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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