レース展望・予想

帰ってきた韋駄天ワールドエンド「オパールオープン」(名古屋競馬)

2016/10/21

10月21日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「オパールオープン」(A級1組、名古屋競馬場1400メートル)。

再び東海の地に戻ってきた韋駄天、◎6 ワールドエンド(牡7、川西毅厩舎)がもちろん主役だ。14、15年の4ハロンのSP1・名古屋でら馬スプリントを連覇した快速馬で、その後、南関東、岩手と転戦していた。南関東ではツワモノたちとの対戦ばかりで、船橋記念(16年1月)の3着1走しか好走はなかったが、相手を考えれば致し方ないだろう。前走で水沢のオープン特別を逃げ切り、改めてスピードと力を披露。8月末以来の実戦だが勝手知ったる名古屋コースは、持ち味のスピードが最も生きる舞台でもある。ゴールまで一気に突っ走り、健在ぶりをアピールだ。

2か月ぶり復帰戦になる○3 トップフライアー(牡7、今津博之厩舎)の走りも見逃せない。今夏の走りは、本来のスピードが見られなかっただけに、ひと息入れたリフレッシュでどこまで輝きを取り戻したか、注目したい。ただ、同タイプの難敵ワールドエンドが控え、主導権を握れるかは、?マークも残る。

前走の4着がらしくなかったが、堅実駆けに定評ある▲5 イワクラギンガ(牝7、錦見勇夫厩舎)は馬券に欠かせない。自在な運びで安定感ある本来の走りを見せるか。

ワールドエンドをはじめ、先行馬ぞろいで、ハイペースの流れになる可能性が高い。決め脚鋭い△4 ピースフルリバティ(牡5、藤ケ崎一男厩舎)の浮上もありそそうだ。近況は追い込み不発の連続で、見せ場少なく終わっているが、穴党ファンは一考の余地アリだ。

<おすすめの買い目>
馬単 6→2・3・4・5(4点)
3連単(1軸流し) 6→2・3・4・5(12点)

オパールオープンの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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