レース展望・予想

スタートを決めてマイタイザン「丹波篠山黒まめ特別」（園田競馬）

2016/10/13

13日（木）の園田競馬メイン第10レースに「丹波篠山黒まめ特別」（A2、園田競馬場1700メートル）が行われます。

11月2日に行われる「第1回西日本ダービー」を目指す◎7 マイタイザン（牡3、新井隆太厩舎）には負けられない一戦です。前走の名古屋1600メートル・秋の鞍（3歳地方全国交流）はスタートこそ互角に決めましたが、先行タイプが多く道中は7、8番手でした。3コーナー手前から動きましたが、後方から追い上げてきた1番人気の地元カツゲキキトキトにあっさり捕まって3着に敗れました。しかし、前々走は今回と同じ1700メートルのA2を一気に逃げ切って、2着シューニャを5馬身ちぎっています。デビューから4連勝など7勝をマークしていますが、逃げ切りか好位から早め先頭の内容です。デビュー4連勝後に2つのダートグレード（兵庫ジュニアグランプリJpnII、全日本2歳優駿JpnI）挑戦後に休養しました。5カ月後の3歳オープン（A・B混合）を逃げ切り圧勝後が兵庫ダービーです。4コーナー手前まで逃げましたが、追走エイシンニシパに交わされると直線に入って一杯になり7着まで後退しました。続く古馬混合初戦のB1は3番手から抜け出し楽勝しました。1番人気だったA2昇級後の初戦はスタートひと息で1周目スタンド前では折り合いを欠き6、7番手です。向正面から追い上げましたが、2番人気エルウェーオージャ、3番人気コパノジョージの3着まででした。続く2戦目は前述した前々走の楽勝です。ここはきっちり決めてA1に昇級で西日本ダービー挑戦です。

前走で逃げ切った○8 レッドダニエル（セン5、渡瀬寛彰厩舎）は、前述マイタイザンよりも外枠になってマーク策に出そうです。折り合って直線まで辛抱なら逆転シーンもあります。

1カ月半ぶりとレース間隔がひらいた▲12 エイシンハヤテ（牡5、平松徳彦厩舎）ですが、デビューから22戦して着外（6着以下）なしの堅実駆けは魅力です。

内枠から積極策☆3 アサクサセーラ（牡3、保利良次厩舎）、展開がもつれれば3走前にA2を制した△4 キンショータイム（牡6、岡田利一厩舎）などが続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　7・8・12・3・4（20点）
3連単（ボックス）　7・8・12・3（24点）

丹波篠山黒まめ特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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