レース展望・予想

力量上位コウユーヒーローに勝機「玄界灘賞」（佐賀競馬）

2016/10/01

10月1日（土）佐賀競馬メイン第10レースは「第4回玄界灘賞」（オープン、佐賀競馬場2000メートル）。優勝馬に九州大賞典（10月16日）の優先出走権が与えられます。

◎2 コウユーヒーロー（牡9、九日俊光厩舎）は、昨年10月以降は勝ち星がありませんが、九州大賞典2着、中島記念3着と秋冬のS1重賞路線で活躍。その後も佐賀記念JpnIII（9着）以外は大崩れはありません。このレースは当初11頭の登録がありましたが、前開催の日向灘特別を勝ったキョウワカイザーらの有力馬が多数回避して5頭立ての少頭数となりました。相手関係にも恵まれ、今年初勝利を挙げる大きなチャンスとなりました。

○3 コスモガラサ（牡7、大島静夫厩舎）は、佐賀2000メートルでは6戦して3着が最高着順ですが、うち5戦で掲示板内を確保しています。しかし、今年は短距離戦での活躍が目立ち、距離延長だった3走前の池田湖賞（8月6日、1800メートル）では勝ち馬から1秒5差の4着に敗れています。再度の距離延長が課題となりますが、このメンバーに入れば上位を確実に確保してきそうです。

▲1 マイネルパルフェ（牡8、山田義人厩舎）は、昨年10月の玄界灘賞を勝利しましたが、その後は勝ち馬から2秒以上の差をつけられるレースが多くなりました。約4か月の休養明け初戦ですが、中距離の適性は高く、馬券圏内への進出が期待されます。

△4 タガノリバレンス（牡7、九日俊光厩舎）は、JRAからの転入初戦です。JRAでは一貫して芝のマイル以下を使われており、ダート、2000メートルともに初出走ですが、近走は1000万円以下条件特別で勝ち馬から1秒前後で走っており、警戒が必要でしょう。

＜おすすめの買い目＞
馬単　2→3・1（2点）
3連単（フォーメーション）　2→3・1→3・1・4（4点）

玄界灘賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）



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