レース展望・予想

クリアーとアクロ6度目の対決に注目「姫山菊花賞」(園田競馬)

2016/10/14

14日(金)の園田競馬メイン第10レースにJBC指定競走、南関東・北陸・東海・近畿地区交流「第56回姫山菊花賞」(3歳以上定量、園田競馬場1700メートル)が行われます。

船橋、名古屋、笠松からの遠征馬に、金沢・吉原寛人、高知・赤岡修次の両騎手が兵庫所属馬の手綱を取ります。話題は豊富ですが、6度目になるエーシンクリアー、アクロマティックの対決が注目されます。新春賞、名古屋・梅見月杯、同・名港盃はアクロマティックが制しましたが、兵庫大賞典、前走の金沢・イヌワシ賞はエーシンクリアーに軍配が上がりました。前走勝ちの勢いを買って◎2 エーシンクリアー(牡6、橋本忠明厩舎)に期待します。兵庫大賞典では思い切った先行策に出て、2着アクロマティックを9馬身ちぎる圧勝でした。前走のイヌワシ賞は向正面からスパートして3コーナーで先頭に立つと、直線伸びてきたアクロマティックを1馬身半抑えています。兵庫デビュー馬で2歳時に兵庫若駒賞、園田ジュニアカップを制しましたが、3歳の春は調子を崩し、重賞3勝目は秋の笠松・岐阜金賞でした。水沢・ダービーグランプリ3着、佐賀・はがくれ大賞典を14、15年と連覇などが残っています。

対する○12 アクロマティック(セン6、新子雅司厩舎)はJRA未勝利で3歳の秋に兵庫に転入して14年10月にはオープンまで昇級しました。そして、7勝目になる今年の新春賞が初タイトルです。向正面から内々を進出、3コーナーで先頭に立っていたエーシンクリアーをゴール前で捕まえました。その後は前述したように名古屋の重賞でエーシンクリアーを2度破っています。梅見月杯は向正面から動いて2番手で直線に入って、先頭サウスウインドをゴール寸前で差し切っています。そして、名港盃は先に動いて3コーナー先頭のエーシンクリアーを直線強襲で1馬身差の完勝でした。

3番手は門別から再転入初戦の笠松・オータムカップを制した▲1 サウスウインド(セン5、山口浩幸厩舎)です。手綱は前走同様に高知の赤岡騎手です。

各地の重賞レースで活躍している金沢・吉原騎手は☆3 タガノトリオンフ(牝4、新子雅司厩舎)に騎乗です。JRAから転入後10連勝を飾りましたが、オープン昇級後は重賞を3、7着です。

遠征勢では、1月以来ですが、2、3歳時に重賞2勝の△7 オウマタイム(牡4、船橋・林正人厩舎)が実績上位です。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 2・12・1(6点)
3連単(2軸流しマルチ) 2⇔12⇔1・3・7(18点)

姫山菊花賞の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)

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