レース展望・予想

スマイルプロバイド古馬混合の初勝利なるか「近畿畜産特別」（園田競馬）

2016/09/14

14日（水）の園田競馬メイン第10レースに「近畿畜産特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

◎7 スマイルプロバイド（牝3、飯田良弘厩舎）が古馬混合での初勝利を目指します。デビュー3連勝で1番人気に支持された園田プリンセスカップでは3コーナーで捕まって北海道・ランランランの8着に敗れた当時と比べ大きく成長しています。昨年暮れに2歳オープン（1組）を連勝後の今年初戦（1月21日）は園田クイーンセレクションでした。逃げる名古屋・キニナルーイの2番手を進んで直線中程から先頭に出て、大外を強襲した笠松・ベッロポモドーロをアタマ差抑えて初タイトルを奪取しました。5月にはJRA（芝オープン・葵ステークス）遠征で9着ながら勝ち馬とは1秒0差の善戦でした。3歳オープン（A）を1走後に古馬混合です。初戦は内の3番手を進んで4着、2走目は逃げてハクユウカンベエの5着でした。そして、前走は古馬混合戦で初の馬券絡みとなる2着に踏ん張っています。4番手の内を進んで、3コーナーでは逃げるインヴォークの外へ並びました。直線に入って先頭に立ちましたが、3コーナーから動いた下原理騎手・ウインハインズにゴール前10メートル付近で捕まって1馬身半差でした。今回も前走同様に好位を進んで3コーナー手前から勝負に出て差し切りを期待します。

JRAから転入初戦2頭が相手上位です。○4 トウケイダンディ（牡3、住吉朝男厩舎）がハナを切ると粘りを発揮します。デビュー6戦目の4月には東京ダート2100メートルを逃げ切っています。距離がちょっぴり短いですが、主導権を奪えば一気シーンも一考です。

大外を引いた▲12 メイショウサンゾウ（牡4、尾原強厩舎）は1、2月に500万下交流レースで園田コースを経験しています。たたき3走目、好位で折り合って逆転を狙います。

末脚が武器の降級馬2頭が続きます。上がり3ハロン38秒台をマークする☆11 ニシノクラレット（牝4、山口浩幸厩舎）と田中学騎手が久々に手綱を取る△8 アカシャツハル（牡6、渡瀬寛彰厩舎）です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　7・4・12・11・8（20点）
3連単（ボックス）　7・4・12・11（24点）

近畿畜産特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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