レース展望・予想

距離延長でコウユーヒーローが浮上か「古処山特別」(佐賀競馬)

2016/09/04

4日(日)佐賀競馬メイン第11レースは、2016JBC川崎まであと60日「古処山特別」(A1A2級、佐賀競馬場1750メートル)。

◎1 コウユーヒーロー(牡9、九日俊光厩舎)は、前走の霧島賞(8月18日、1400メートル)では金沢の吉原寛人騎手を鞍上に迎え、道中は4番手を進みました。直線でJRA・キヨマサ(1着)と佐賀・コウユーサムライ(2着)の優勝争いには加われませんでしたが、勝ち馬からコンマ5秒差の3着を確保しています。昨年は霧島賞3着の後、秋冬の中長距離路線で活躍しました。今年も同様に距離が延びて浮上してきそうです。

○8 ヴィルトグラーフ(セン6、九日俊光厩舎)は、3走前の水無月賞(6月25日、1400メートル)で4着に敗れた後は短距離路線へは進まず、1800メートルのA級S2重賞を2連勝しています。A級特別(S2重賞)を計3勝したため、負担重量が1キロ加増されて57キロでの出走となりますが、中距離戦での安定感は現在の佐賀A級ではトップクラスなだけに、引き続き優勝争いとなりそうです。

▲10 シンゲツ(牡5、高田豊治厩舎)は、A2級昇級初戦だった前走の池田湖賞(8月6日、1800メートル)では、この馬とヴィルトグラーフ、コスモガラサの3頭による逃げ争いとなり、道中ではこの3頭が後続を大きく突き放しました。しかし向正面では3頭の中で最初に脱落していき、勝ったヴィルトグラーフから2秒7差の5着に敗れています。前走は展開が敗因だっただけに、巻き返しの余地は十分にありそうです。

△6 ヴァリアシオン(牡7、井樋明正厩舎)は、1800メートル戦では3着、5着と掲示板内を確保しており、引き続き上位進出が狙えそうです。

<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 1・8→1・8・10(4点)
3連単(フォーメーション) 1・8→1・8・10→1・8・10・6(8点)

古処山特別の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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