レース展望・予想

好相性の舞台で勇躍トーコーヴィーナス「秋桜賞」(名古屋競馬)

2016/09/01

9月1日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「第10回秋桜賞(SP1)」(牝馬オープン、名古屋競馬場1400メートル)。

グランダム・ジャパン2016の古馬シーズンに組み込まれた地方全国交流重賞に、兵庫、金沢、高知から5頭の遠征勢が参戦。迎え撃つ地元6頭とあわせて精鋭11頭がしのぎを削る。

遠征勢5頭は何とも強力だ。中心視はデビューからずっとエリート路線を歩む◎6 トーコーヴィーナス(牝4、兵庫・吉行龍穂厩舎)。地元園田をはじめ、各地の牝馬重賞で活躍し続ける高いセンスと先行力の持ち主。前走の金沢・読売レディス杯で1年3カ月ぶりの重賞勝利を飾り、通算タイトルを「7」に伸ばし、好ムードで乗り込んでくる。梅桜賞(15年2月)、東海クイーンカップ(15年4月)と、2戦2Vを誇るように名古屋コースは抜群の相性を誇る舞台。セールスポイントの華麗な先行力を名古屋ファンに三たび披露するか。

○2 ディアマルコ(牝3、高知・那俄性哲也厩舎)も魅力あふれる好素材。メンバー中、ただ1頭のフレッシュ3歳で、メキメキ力を蓄える上がり馬。5月の園田・のじぎく賞を皮切りに、地元の高知優駿、そして7月の兵庫サマークイーン賞と重賞3連勝中だ。前走はわずかクビ差もトーコーヴィーナスを封印した価値ある勝利でもあった。名古屋コースも2度経験済み。互角の評価が必要。

キャリアは劣るが▲1 タガノトリオンフ(牝4、兵庫・新子雅司厩舎)も目が離せない。地方移籍後、無傷の10連勝を飾り、重賞初挑戦だった前走の兵庫サマークイーン賞でコンマ3秒差3着にいきなり食い込んだ好素材。中央戦歴や園田成績から距離1400メートル戦を大歓迎する。300メートルの距離短縮を味方に2強撃破に虎視眈々(たんたん)。

また、優勝こそないが、各地の重賞戦線でも持ち前のしぶとい走りを見せる△8 オープンベルト(牝5、金沢・加藤和義厩舎)に、末脚鋭い△4 アルカナ(牝6、兵庫・住吉朝男厩舎)も一撃を秘めている。

一方、地元勢も地力派ぞろい。ただ、注文の付くタイプが多く、強敵遠征勢相手で、優勝までは難しいか。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔1・2・4・8(8点)
3連単(フォーメーション) 6→1・2・4・8→1・2・4・8 1・2・4・8→6→1・2・4・8(24点)

秋桜賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬