レース展望・予想

距離短縮ならタツミリュウ「JRと宿泊のセットプランは日本旅行特別」(金沢競馬)

2016/09/20

9月20日(火)に行われる金沢競馬のメインレースは、第11レースの「JRと宿泊のセットプランは日本旅行特別」(A1組、金沢競馬場1500メートル)です。

1500メートル戦なら◎5 タツミリュウ(牡8、加藤和義厩舎)が先手を奪い押し切る構えです。前走も1番人気に推されましたが、スタンド正面からトニーポケットにハナを譲り2番手からのレースになりました。直線半ばで、逃げたトニーポケットを交わして先頭に立とうとしたところを、終始マークしていたヒロノプリンスに先に抜けられてしまい2着でした。最近は控えるレースでも崩れなくなりましたが、距離短縮なら引き離して逃げる本来の勝ちパターンに持ち込めそうです。

○7 マルタカシクレノン(牡8、金田一昌厩舎)は転入初戦、後続を引き連れて逃げながら直線で突き放す強い勝ちっぷりでした。南関東では苦戦続きでしたが、金沢なら十分にやれる手応えをつかみました。中央では芝の短距離中心に使われていたことから1500メートル戦も問題なさそうで、クラスが上がっても勝ち負けが期待できます。

▲8 カフジスター(牡5、鈴木長次厩舎)は前回のA2組で出遅れてしまい、直線懸命に追い上げたものの、先に抜け出したマルタカシクレノンに迫ることはできず2着でした。脚質から距離は長い方が良さそうですが、1500メートルで行われた転入2戦目のA1組で2着があるように短くても末脚は発揮できており、ペースが早くなるなら差し切るチャンスがありそうです。

ひと息入れられて立て直しが図られた△3 ウエスタンプリンス(牡5、金田一昌厩舎)や、名古屋の秋桜賞でも大きく負けなかった△2 オープンベルト(牝5、加藤和義厩舎)もこの距離なら軽視はできません。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔7・8・3・2(8点)
3連単(フォーメーション) 5→7・8・3・2→7・8・3・2 7・8・3・2→5→7・8・3・2(24点)

JRと宿泊のセットプランは日本旅行特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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