レース展望・予想

安定感ならキービスケット「おとめ座特別」（名古屋競馬）

2016/08/17

8月17日（水）の名古屋競馬メイン第11レースは「おとめ座特別」（B級1組、名古屋競馬場1400メートル）。

多くの馬にVチャンスがある大激戦模様だが、成績安定する◎10 キービスケット（牝5、植松則幸厩舎）から狙いたい。前走を含めて2回参戦した1組特別ではともに惜敗2着に終わっている。3走前が勝ち馬にペースよく逃げられて捕まえきれず、前走は早めに動いて先頭に立つ積極策に出て、勝ち馬の決め脚に屈したようだ。ただともに内容は悪くなく、脚質にも自在性があることを近況の走りが証明している。レースの流れに乗りやすい外枠スタートもアドバンテージにして、3度目の正直とするか。

○3 ルミラークル（牡5、角田輝也厩舎）は前走で外傷し、ひと息入ったことがマイナスで、中央戦歴からもう少し距離がほしいところ。ただ、転入後4戦無敗を誇るように底を見せていない魅力があり、前走で同条件の1組特別をすでに勝ち切っている実力派。互角の評価が必要だ。

▲4 ムーントラベラー（牝5、田中敏和厩舎）も差はわずか。展開が向いた面はあったが、前走1組ではキービスケットに1馬身半差つけて快勝した。近況はセールスポイントの決め脚が冴えて、好調をキープしている。直線勝負に持ち込めば連勝は十分。

ほかでも7ハロン戦は距離不足だが、破壊力ある追い込みが売りの△5 スズカエルフォトン（セン5、竹下直人厩舎）の直線一気劇や、1ハロンの距離短縮と古馬対戦2戦目が上積み材料になる3歳フレッシュ△6 サカジロウィーク（牡3、角田輝也厩舎）の2頭も勝ち負け圏内。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　10⇔3・4・5・6（8点）
3連単（フォーメーション）　10→3・4・5・6→3・4・5・6　3・4・5・6→10→3・4・5・6（24点）

おとめ座特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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