レース展望・予想

障害次第でホクショウサスケ「さざなみ特別」（ばんえい帯広競馬）

2016/08/01

8月1日（月）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「さざなみ特別」（B1級-1・2組決勝）が行われます。

B1級-1組予選からは2着ホクショウサスケ、3着バウンティハンター他2頭、B1級-2組予選からは1着コウシュハクィーン、2着スギノハリアー（牡10、岡田定一厩舎）他2頭の両予選上位馬による8頭立てです。1組予選1着サカノテツワンは回避していますが、2鞍の比較では1組の方が厳しい展開だったと言えます。

◎7 ホクショウサスケ（牡6、岡田定一厩舎）680キロを本命に推します。1組予選2着馬です。今季は12戦2勝、2着1回、3着1回の成績が示す通り、障害次第で勝ち負けがはっきりしたタイプと言えます。ばんえい競馬では枠順も大事な要素で、今回はホクショウサスケの両隣が牝馬ソラチキクヒメとバウンティハンターの障害巧者。障害に注文がつくこの馬にとっては、2頭が障害を切ってから仕掛けても、メンバー屈指の切れる末脚で勝負になるはず。これがばんえい競馬の奥深いところでもあります。

○6 バウンティハンター（牡4、金田勇厩舎）675キロが対抗です。1組予選3着馬。ホクショウサスケとは真逆タイプの障害巧者で堅実な走りをする馬と言えます。近走も柏林賞ではセンゴクエースの13秒3差の2着、こと座特別ではアサヒリュウセイの12秒4差の3着、前走の1組予選ではサカノテツワンの7秒8差の3着と勝てないまでも大健闘しています。

▲2 キタノサムライ（牡6、岡田定一厩舎）680キロが3番手です。末脚の切れではホクショウサスケと、甲乙つけがたいほどの馬ですが、近走は障害の切れにやや不安があります。

＜おすすめの買い目＞
馬単　7→6・2・5・3（4点）
3連単（フォーメーション）　7→6→2・5・3（3点）

さざなみ特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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