レース展望・予想

58kgならエーシンクリアーの軸不動「摂津盃」(園田競馬)

2016/08/12

12日(金)の園田競馬メイン第10レースに「第48回摂津盃」(3歳以上ハンデ、園田競馬場1700メートル)が行われます。

◎1 エーシンクリアー(牡6、橋本忠明厩舎)が58キロのハンデ頭ですが、他馬との比較とアクロマティックの不在で主役に置きます。思い切った先行策で初めてアクロマティックに先着した前々走の兵庫大賞典は9馬身差をつけて7つ目のタイトルでした。前走の名古屋・名港盃は向正面から仕掛けて4コーナーで先頭に立ちましたが、追走してきたアクロマティックに直線で捕まっています。2歳時には兵庫若駒賞、園田ジュニアカップを制しましたが、3歳時に笠松・岐阜金賞、4、5歳時に佐賀・はがくれ大賞典を連覇など輸送の遠征競馬で重賞を3勝したものの、地元競馬では一般レースも含め惜敗が続きました。そこで昨年、はがくれ大賞典を連覇後に所属を園田(父の忠男厩舎)から西脇に転籍しました。初戦の兵庫大賞典(5月)はタガノジンガロの2着でしたが、10月の姫山菊花賞で結果が出ました。好位の4番手を進んで向正面からスパートして、実に2年9カ月ぶりに地元タイトル奪取です。そして前述した兵庫大賞典の逃げ切り圧勝です。過去、58キロでは、3、2着。3度目の58キロを背負って、1番枠から積極策の初勝利で重賞8勝目を決めそうです。

57キロの○6 エナエビス(牡5、田中範雄厩舎)が2カ月ぶりをたたいた効果は必至です。休養明けの前走は、JRAオープンからの転入初戦で差し切ったゴールドベルには完敗しましたが、2着タガノザイオン(JRA1600万から転入し同レースが園田初戦)のクビ差3着に粘りました。マイペースに落として逃げ切りを狙います。

昨年の優勝馬で56キロの▲3 ダイナミックグロウ(牡12、小牧毅厩舎)が前走で、昨年の摂津盃以来の勝ち星を一気の逃げ切りでマークして復活気配です。2番手で折り合って昨年の再現を狙います。

ほか、末脚鋭い☆4 バレーナボス(牡5、荒山義則厩舎)、JRAから転入後4連勝△10 エイシンイースト(牡5、坂本和也厩舎)の54キロ両馬に、巻き返しを期す55キロ△8 タガノプリンス(牡8、新子雅司厩舎)などが斤量差を生かして上位をうかがいます。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔6・3・4・10・8(10点)
3連単(ボックス) 1・6・3・4(24点)

摂津盃の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)

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