レース展望・予想

障害巧者ファイトガールに期待「ルビー特別」（ばんえい帯広競馬）

2016/07/16

7月16日（土）のばんえい帯広競馬競馬メイン第10レースには、「ルビー特別」（B2級-1・2組決勝）が行われます。

B2級-1組予選からは1着カネサエイショー（牡9、西邑春夫厩舎）、2着オレモスゴイ、3着ユウトウセイ他2頭、B2級-2組予選からは1着ファイトガール、2着アアモンドロシア、3着アグリナデシコ他2頭の、両予選上位馬による一戦です。予選での勝ちタイムは、1組のカネサエイショーが640キロで1分35秒4、2組のファイトガールが620キロで1分33秒9でほぼ互角。今週末の十勝地方は、晴れ間も出そうでやや重目の馬場となりそうです。

◎9 ファイトガール（牝6、坂本東一厩舎）640キロを本命に推します。B2級-2組予選1着馬で、今季は12戦して2勝を挙げています。スタートから押して行っても、障害だけには絶対の自信を持った馬。その分直線で甘くなるところが見られますが、前走の予選では、2着馬アアモンドロシアに直線で一旦交わされますが、二の脚を使って差し返しての1着は、強い勝ち方と言えます。力量互角の場合は、障害の巧拙が勝負を左右します。ここは障害巧者ファイトガールの逃げ切りに期待がかかります。

○4 アグリナデシコ（牝6、松井浩文厩舎）640キロが対抗です。スタートで一番最後にゲートインさせるほど注文がつき、やや障害に難があるタイプと言えますが、3コースにカネサエイショー、5コースにアアモンドロシアと、障害巧者が両サイドで2頭が先に障害を切ることが予想され、障害次第で末脚切れるアグリナデシコにとっては、願ってもない展開となるはず。これがばんえい競馬の面白味と言えます。ハマった時の切れ味はメンバー屈指で、狙って妙味ある1頭と言えます。

▲8 オレモスゴイ（牡7、槻舘重人厩舎）660キロが3番手。今季はB3級からのスタートで、5連勝を挙げていた好調馬です。昇級戦では7着と敗れていますが、前走の1組予選ではカネサエイショーから0秒2の僅差2着と健闘しています。

＜おすすめの買い目＞
馬単　9→4・8・6・7・3（5点）
3連単（フォーメーション）　9→4→8・6・7・3（4点）

ルビー特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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