レース展望・予想

距離延長でヴィルトグラーフの巻き返しか「大分川賞」(佐賀競馬)

2016/07/09

9日(土)佐賀競馬メイン第9レースは「第3回大分川賞」(オープン(A1A2級)、佐賀競馬場1800メートル)。

◎5 ヴィルトグラーフ(セン6、九日俊光厩舎)は、A級S2重賞でキングプライドに差を付けられるレースが続いていましたが、同馬が不在となった前々走の北山湖特別(5月29日、1800メートル)を逃げ切って佐賀初勝利を挙げています。前走の水無月賞(6月25日、1400メートル)は後方からの競馬で4着。敗因は距離不足といえそうで、再び1800メートル戦となる今回、巻き返しが期待できそうです。

○3 コウユーヒーロー(牡9、九日俊光厩舎)は、前走の水無月賞は2月の佐賀記念JpnIII以来の休養明けでした。こちらもヴィルトグラーフと同様に後方からの競馬で、勝ち馬から2秒0差の5着と精彩を欠く内容でした。昨年は中距離のS1重賞で活躍しており、叩き2走目と距離延長で浮上したいところです。

▲1 アーサーバローズ(牡7、池田忠好厩舎)は、前走の遠賀川賞(6月11日、1800メートル)を逃げ切って佐賀初勝利を挙げました。前走は5頭立てでややメンバーも軽い一戦で、今回は前々走の北山湖特別で5馬身(コンマ9秒)先着されたヴィルトグラーフとの再戦となります。前走と同じ1番枠に入り、先手を取って前走の再現を狙いたいところです。

△8 マイネルマルシェ(牡9、土井道隆厩舎)は、高知からの転入初戦です。高知では11戦中10戦で連対を確保し、前走はA級3組(6月12日)を勝利しています。

△10 カーバ(牡7、濱田一夫厩舎)は、佐賀で5戦して勝ち星はありませんが、全て掲示板内を確保しており、引き続き上位進出が期待されます。

<おすすめの買い目>
馬単 5・3→5・3・1(4点)
3連単(フォーメーション) 5・3→5・3・1→5・3・1・8・10(12点)

大分川賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)

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