レース展望・予想

先行激化でスズカエルフォトンに出番「シルバーホイップ賞」(名古屋競馬)

2016/07/07

7月7日(木)の名古屋競馬メイン第11レースはスーパージョッキーズトライアル(SJT)第2ステージの第4戦「シルバーホイップ賞」(B級、名古屋競馬場1900メートル)。

力量を接近させた企画戦で、しかも地方の名手たちがしのぎを削るジョッキーシリーズ。テン乗りが思わぬ相乗効果になることも少なくなく、フルゲート12頭すべてにチャンスがあると言っても過言ではない。大激戦だが、ジョッキー競走はテンから速いピッチで推移しやすく、構成的に先行馬が多い。先行激化の流れと読んで、末脚の破壊力一番の◎2 スズカエルフォトン(セン5、竹下直人厩舎)から狙いたい。追い込み一手の不器用な脚質ながらB級上位の安定勢力。ただ、近況は差し届かずの走りで勝ち切れないでいる。しかし、1800メートル戦だった1、2月のB級1組特別で連勝したように、地力は高い。追走に困らない1900メートルへの距離延長は歓迎材料。先行勢がハイペースの流れを演出すれば、久々の直線一気劇だ。

そのスズカエルフォトンを2走前に3馬身差で完封しているのが○4 マコトグランドゥ(牡4、角田輝也厩舎)。中央1勝馬で、500万条件で3着キャリアもある実力派。中距離中心に使われた中央戦歴から1800メートル戦はむしろ望むところだ。

2走前の1組特別でしぶとい末脚が光った▲10 ムーントラベラー(牝5、田中敏和厩舎)もジョッキー競走向きの差しタイプ。名古屋転入後、マイル戦以上で3戦無敗を誇る距離相性の良さも魅力。

前走1組はまさかのシンガリ9着で、14戦連続していた馬券貢献を外したとはいえ、1走だけでは見限れないのが△12 オンワードハドソン(牝4、宮本仁厩舎)。

バテない先行力がセールスポイントの△8 ゲスワット(牝4、原口次夫厩舎)も自分のレースに持ち込めば出番十分。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔4・8・10・12(8点)
3連単(フォーメーション) 2→4・8・10・12→4・8・10・12 4・8・10・12→2→4・8・10・12(24点)

シルバーホイップ賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬