レース展望・予想

準オープンなら力が違うサイモンロード「夏椿特別」(名古屋競馬)

2016/07/06

7月6日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「夏椿特別」(A級2組、名古屋競馬場1600メートル)。

なんと言っても注目は2月の梅見月杯以来、約4カ月半ぶりに戦列復帰した◎8 サイモンロード(セン8、角田輝也厩舎)。古馬シーンをけん引してきたベテランで、断トツのキャリアを誇るトップスターだ。気ムラな面があって主導権やすんなり流れに乗ると強い半面、モロさを併せ持つタイプだが、2013年1月以来となる超久々のA級特別戦。休養明けで当然、仕上がり途上とは言え、これまで戦ってきた相手が違う、準オープン参戦。強力な同タイプ不在で、不利な大外スタートだが主導権獲りがたやすいメンバー構成でもある。スタートさえ決めれば、スピードと力の違いでねじ伏せそうだ。

サイモンロードをのぞく7頭すべては前走がA級2組からの参戦馬。そのなかで最先着を果たしたのは2番手で粘り込んだ○5 ドニゼッティ(牡6、藤ケ崎一男厩舎)。距離ロスのない絶好の2枠スタートでうまく流れに乗ったのもあったが、近況の好調さをうかがわせたレース内容だった。

1ハロンの距離延長が大きな上積みになるのが▲2 リアライズキング(牡8、原口次夫厩舎)。後方不発で勝ち馬から2秒3差の大敗に終わったが、距離不足と、不得手の不良馬場と敗因はハッキリしている。良馬場とマイル戦ならパンチ力ある末脚が爆発していい。

前走でドニゼッティからコンマ5秒差3着に健闘した△6 アルファメール(牡6、藤ケ崎一男厩舎)に、先行態勢に持ち込めばしぶとい△4 アルベルトバローズ(牡7、角田輝也厩舎)も連なら。

<おすすめの買い目>
馬単 8→2・4・5・6(4点)
3連単(1軸流し) 8→2・4・5・6(12点)

夏椿特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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