レース展望・予想

三つ巴戦だがアサヒリュウセイ中心「拓成湖特別」（ばんえい帯広競馬）

2016/07/02

7月2日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「拓成湖特別」（A2・B1級決勝混合）が行われます。

A2級混合予選からは1着ソウクンボーイ、2着アサヒリュウセイ、3着キタノサムライ他2頭、B1級予選からは2着スギノハリアー（牡10、岡田定一厩舎）、3着カツオーカン（牡6、久田守厩舎）、4着ホクショウサスケの両予選上位馬による8頭立てです。前々走のB1級決勝混合戦の上位3頭が上位を独占したA2級混合予選組を上位視します。

昨季までは障害に注文がつき、信頼度に欠けるところがあったソウクンボーイ、アサヒリュウセイ、キタノサムライでしたが、今季は3頭ともガラリ一変して、障害も修正されています。ここは三つ巴の様相ですが、なかでも◎8 アサヒリュウセイ（牡7、松井浩文厩舎）660キロを本命に推します。A2級混合予選ではソウクンボーイの2着と敗れていますが、2走前のB1級決勝混合戦では、そのソウクンボーイを0秒8の僅差押さえて1着するなど、今季は毎回好勝負を展開しています。力量互角の今回、ソウクンボーイから5キロ軽い660キロなら巻き返しも可能です。

○6 ソウクンボーイ（牡6、西邑春夫厩舎）665キロが対抗です。近走では、水無月特別ではキタノサムライに5秒6差をつけて1着、B1級平場戦はキタノサムライの1秒2差の2着、B1級決勝混合戦はアサヒリュウセイの0秒8の僅差2着、前走のA2級混合予選はアサヒリュウセイに6秒4差をつけて1着と、毎回好勝負しています。コンビを組んでいる船山蔵人騎手の思い切りの良い騎乗もあり、昨季とは違う動きを披露しています。

▲7 キタノサムライ（牡6、岡田定一厩舎）660キロが3番手。末脚の切れはメンバー屈指で、障害次第では逆転もある▲です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　8→6・7・1・3（4点）
3連単（フォーメーション）　8→6→7・1・3（3点）

拓成湖特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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