レース展望・予想

絶好調ブリヤンが2番手から決める「太子ひまわり特別」（園田競馬）

2016/07/07

7日（木）の園田競馬メイン第10レースに「太子ひまわり特別」（B1、園田競馬場1870メートル）が行われます。

JRAから転入6戦目の初勝利後◎9 ブリヤン（牡4、尾林幸二厩舎）が大変身しました。JRAは未勝利でC2からスタートしましたが、5戦2着3回からの今年初戦でした。初めて経験する1870メートルの大外枠。スタートはまずまずでしたが、すぐ内にいたエリタージュが主導権を奪う2番手をマークできました。3コーナー手前で手綱の木村健騎手は後ろを何度も振り返りながらエリタージュを交わして先頭に立ちました。先頭に立ってからは直線中程までは木村騎手の手が動きませんが、2番手との差は広がって行きました。3番手から伸びたウインハインズに10馬身差を付ける圧勝でした。1700メートルだったC1昇級初戦は好位ひと息の6着でした。しかし、2戦目に同じ1700メートル戦を制してからは前走までは5戦4勝、2着1回です。特筆はB2昇級初戦に格上B1へ挑み、何と12頭立て10番枠から一気の逃げ切りです。自己条件の前々走はララクードゥリオンに直線で捕まって2着に敗れましたが、前走は早め先頭からウルトラバローズ以下を一蹴しています。今回はB1に昇級して、クラス2勝目でララクードゥリオンに雪辱です。

この1870メートルで3連勝中○4 ララクードゥリオン（牡4、碇清次郎厩舎）が前走1700メートルで先着されたスチブナイトに借りを返します。JRA時には1800メートルを多用していました。C2の2勝目は初の1870メートル戦を向正面一気で決めました。続く、C1昇級初戦1870メートルも後方からの強力まくり切りでした。そして、この距離3勝目で前述したブリヤンを破っています。

直線の決め脚は昇級後を2、1着▲5 スチブナイト（牡6、三宅直之厩舎）です。ほか、最近はスタートが決まっている実績馬☆6 マイアヴァロン（牡7、盛本信春厩舎）、南関東から転入2、3走目△10 プリンストロイア（牡7、田中道夫厩舎）、△7 ミッキーメロディ（セン9、徳本慶一厩舎）などが続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　9⇔4・5・6・10・7（10点）
3連単（ボックス）　9・4・5・6（24点）

太子ひまわり特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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