レース展望・予想

今年もタツミリュウが快速発揮！「スプリント特別」（金沢競馬）

2016/06/28

6月28日（火）に行われる金沢競馬のメインレースは、第11レースに行われるオープン戦「スプリント特別」（金沢競馬場1400メートル）です。こちらの勝ち馬には7月26日に行われる北陸・東海・近畿交流の「金沢スプリントカップ」への優先出走権が与えられます。

スタート争いから激しくなりそうな顔ぶれですが、復調してきた◎7 タツミリュウ（牡8、加藤和義厩舎）に期待したいです。冬場に一時南関東へ移籍したこともあってリズムを崩していましたが、金沢に戻ってきてからは徐々に自信を取り戻し、前走は外枠から果敢にハナを奪うと、3コーナーから後続を引き離して、直線独走状態で押し切りました。昨年もこのレースで2着に5馬身差をつける圧勝劇を演じて本番の金沢スプリントカップへ臨んでおり、状態を持ち直した今年も快速ぶりを見せつけたいところです。

○2 トウショウプライド（牡6、佐藤茂厩舎）は前走の百万石賞で、逃げたジャングルスマイルをゴール寸前まで追い詰めながらも半馬身及ばず悔しい2着でした。敗れはしましたが、直線盛り返してグルームアイランドの猛追をクビ差しのいだあたりは、力を付けている証拠です。長丁場後の短距離となりますが、スタートさえミスらなければ、今回も好位から抜け出す正攻法で好勝負は可能です。

▲6 ウエスタンプリンス（牡5、金田一昌厩舎）もA2組で2連勝中と勢いに乗っています。マイペースの逃げに持ち込むと強さを発揮するタイプで、今回も先手争いを制してペースを握ることができるなら、際どい勝負に持ち込めそうです。

ハマると爆発力を発揮する△4 フランチャイズ（牡7、金田一昌厩舎）や、中央1000万下から転入してきた△3 ヒロノプリンス（牡6、金田一昌厩舎）も展開次第で浮上するチャンスがありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　7⇔2・6・4・3（8点）
3連単（フォーメーション）　7→2・6・4・3→2・6・4・3　2・6・4・3→7→2・6・4・3（24点）

金沢スプリントカップの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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