レース展望・予想

ブライトエンプレスの相手探し「河北門カップ」（金沢競馬）

2016/06/19

6月19日（日）に行われる金沢競馬のメインレースは、第11レースの地元デビューの3歳馬による準重賞「河北門カップ」（金沢競馬場1500メートル）です。4月下旬に行われた「石川門カップ」に続く第二弾で、前回圧逃劇を演じたブライトエンプレスが再び人気を集めます。

春先からもうひとつリズムに乗れなかった◎3 ブライトエンプレス（牝、金田一昌厩舎）ですが、2走前の石川門カップでは好スタートを決めて主導権を握るとそのまま4コーナー先頭で回り、直線一気に後続を引き離して独走しました。終わって見れば2着に8馬身差もつける圧勝で、完全復活をアピールしました。金沢3歳重賞一冠目の北日本新聞杯は回避しましたが、前走も逃げた馬を直線で楽に交わす快勝劇を演じており、好調はキープできています。地元デビュー馬同士なら走力は一枚上の存在で、今回も主役の座は譲りません。

注目は相手探しで、本格化してきた○8 キュティリー（牝、中川雅之厩舎）に期待したいです。2走前に逃げ切って待望の今季初Vを飾ると、前走は好位から抜け出す機動力も見せて2連勝と勢いに乗ってきました。前回の石川門カップは混戦の2着争いから抜け出せず4着でしたが、良化してきた今の状態なら着差は縮められそうです。

▲2 ジュエリーハンター（牝、金田一昌厩舎）の巻き返しが狙える顔ぶれです。石川門カップから着外続きですが、内枠に入った今回は楽な先手も見込めるだけに直線粘り込むシーンがありそうです。

前回の石川門カップで2着に詰めた△4 クラルテアンジュ（牝、田嶋弘幸厩舎）や、前走3着と復調の兆しを見せた△7 ショウケンガール（牝、加藤和義厩舎）の追い上げも警戒したいです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（フォーメーション）　3→8・2・4・7（4点）
3連単（1軸流し）　3→8・2・4・7（12点）

河北門カップの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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