レース展望・予想

相手に恵まれたセイコークインの逃げ切りが濃厚「シルバーカップ」(ばんえい帯広競馬)

2016/06/12

6月12日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「シルバーカップ」(A1・A2級混合)が行われます。

好不調がはっきりと分かれたメンバー構成と言え、オッズパーク賞スタリオンカップ1着セイコークイン、3走前のさつき特別2着で、2走前のA1・A2級混合戦3着のヤマノウンカイ、水無月特別4着サクラリュウ(牡6、金山明彦厩舎)らが好調馬と言えます。

◎1 セイコークイン(牝6、岡田定一厩舎)660キロを本命に推します。今季は初戦の青葉特別ではトレジャーハンターの8秒9差の4着、さつき特別もトレジャーハンターの7秒2差の3着、カーネーションカップはナナノチカラの1秒3差の2着、前走のスタリオンカップでは、ニュータカラコマに3秒2差を付け初勝利を飾っています。前走はニュータカラコマのほか、オレノココロ(4着)らを相手に堂々の1着。今季は精彩を欠いているメンバー相手なら、セイコークインの2連勝が期待できます。

○6 カゲホウトウ(牡5、服部義幸厩舎)670キロが対抗です。前走の水無月特別では、ソウクンボーイから31秒5の大差を付けられて殿負けしていますが、果敢に勝ちに行き、障害で失敗と敗因もはっきりしています。元々、先行力と障害には定評のあった巧者です。特別戦の方が道中に息が入り、自分の競馬ができるタイプです。

▲4 ヤマノウンカイ(牡7、金山明彦厩舎)670キロが3番手。障害は巧者も、直線での詰めの甘さあり、勝ち星につながらない所があり信頼度に欠けますが、展開次第で前残りもあります。

△10 カイシンゲキ(牡5、槻舘重人厩舎)680キロは、課題であった障害も修正され前走に見せ場が見られた1頭。力は持った快速馬です。

<おすすめの買い目>
馬単 1→6・4・10・3・9(5点)
3連単(フォーメーション) 1→6→4・10・3・9(4点)

シルバーカップの出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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