レース展望・予想

上位混戦もエリモブリーズに勝機「遠賀川賞」（佐賀競馬）

2016/06/11

11日（土）佐賀競馬メイン第9レースは「第4回遠賀川賞」（オープン(A1A2級)、佐賀競馬場1800メートル）。

◎3 エリモブリーズ（牡7、東眞市厩舎）は、前走の北山湖特別（5月29日、1800メートル）では中団を進みましたが、逃げたヴィルトグラーフが直線大きく抜け出して、同馬から1秒1差の3着でした。今回は前走の勝ち馬が不在となり、この馬を含め佐賀ではまだ勝ち星の無い馬が4頭、転入初戦馬が1頭というメンバー構成となりました。昨年11月の佐賀転入後は掲示板外に敗れたのは1度だけで、A級S2重賞での2着が3回あります。これまでの佐賀在籍馬4頭の中ではやや実績上位で、当地初勝利を狙うチャンスとなりました。

○1 アーサーバローズ（牡7、池田忠好厩舎）は、北山湖特別では逃げたヴィルトグラーフの2番手を進みましたが、3コーナーから同馬には突き放されました。直線では後続の追撃を受けましたが、2番手を守りきって勝ち馬から5馬身（0秒9）差の2着を確保しています。今回は逃げ馬不在の一戦となり、前走同様の先行策からの押し切りも狙えそうです。

▲4 カーバ（牡7、濱田一夫厩舎）は、佐賀で3戦を消化し、転入初戦の尾鈴山賞（5月1日、1750メートル）での3着が最高着順ですが、そこではエリモブリーズやアーサーバローズに先着しています。前走の北山湖特別でもその2頭とは僅差の4着で、ここでも上位争いとなりそうです。

JRAから転入初戦のイタリアンネオ（牡5、真島元徳厩舎）は、JRAでは芝中距離を主に使われ3勝を挙げていますが、ダートは未経験でした。昨年10月以来の出走で、当日の馬体気配に注目が必要でしょう。

＜おすすめの買い目＞
馬単（フォーメーション）　3・1→3・1・4（4点）
3連単（フォーメーション）　3・1→3・1・4→3・1・4（4点）

遠賀川賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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