レース展望・予想

A級2連勝中テイエムチカラがここも突破「水無月賞」（佐賀競馬）

2016/06/25

25日（土）佐賀競馬メイン第9レースは「第4回水無月賞」（オープン、佐賀競馬場1400メートル）。優勝馬には吉野ヶ里記念（7月24日）への優先出走権が与えられます。

◎1 テイエムチカラ（牡6、坂井孝義厩舎）は、昨年12月の佐賀転入後は、9戦中8戦で連対を確保しています。4月のA2級昇級後も初戦こそコウユーサムライの2着でしたが、その後は筑後川特別（5月15日、1400メートル）、九千部山賞（5月28日、1400メートル）と連勝しています。今回は吉野ヶ里記念のステップ戦のため、A2級のこの馬もA1級と同斤量の56キロでの出走となります。しかし、現在の佐賀短距離路線はやや手薄なメンバーとなっており、この馬の力量なら十分に突破していけそうです。

○6 モエレジュンキン（牡9、東眞市厩舎）は、昨年12月の佐賀転入後しばらくは中距離戦を使われていましたが、2月以降は1400メートル戦のみに出走して、A級特別で2勝を挙げています。3走前と前々走でテイエムチカラと直接対決し、いずれも先着されていますが、前々走の九千部山賞での差はコンマ2秒とわずかなものでした。

▲5 コウユーヒーロー（牡9、九日俊光厩舎）は、昨秋以降は中距離戦を使われ、九州大賞典2着、中島記念3着と活躍しています。当地の1400メートル戦は昨年7月の転入後に2戦したのみですが、A級S2重賞1着、霧島賞3着と十分な結果を残しています。今回は2月の佐賀記念JpnIII以来の出走ですが、休養明け初戦から優勝争いまで期待したいところです。

そのほか、前走で佐賀初勝利を挙げた△4 ヴィルトグラーフ（セン6、九日俊光厩舎）にも上位進出の期待がかかります。

＜おすすめの買い目＞
馬単　1→6・5（2点）
3連単（フォーメーション）　1→6・5→6・5・4（4点）

水無月賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）

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