レース展望・予想

52kgを生かしてヴィーナスの逃げ切りか「大阪スポーツ賞」（園田競馬）

2016/06/24

24日（金）の園田競馬メイン第10レースに「大阪スポーツ賞」（A1、園田競馬場1700メートル）が行われます。

A1昇級初戦◎5 トーコーヴィーナス（牝4、吉行龍穂厩舎）が52キロの恵斤量を生かして一気の逃げ切りです。ハナが欲しいダイナミックグロウと5キロの斤量差があり、現況からダッシュ力で負けないと思います。園田プリンセスカップ、兵庫若駒賞を含めデビューから5連勝しました。兵庫ジュニアグランプリJpnIIは2番手を追走しましたが、4コーナーで一杯になり初黒星は7着でした。しかし、その後も園田ジュニアカップはインディウムに捕まり（2着）ましたが、3歳になってから、園田クイーンセレクション、名古屋・梅桜賞、東海クイーンカップ、地元・のじぎく賞と牝馬重賞を4勝しています。昨年ラストから古馬混合戦です。その2戦目からB1、A2を連勝しました。続く、A1・A2混合は今回と同じ52キロも味方してタガノギャラクシーの2着で、マイアリエス、エーシングリズリー、ヒシサブリナなどに先着しています。浦和・しらさぎ賞を大敗後の前走A2を一気に逃げ切って待望のオープン入りです。

近況の実績は○10 アクロマティック（セン6、新子雅司厩舎）が抜けています。新春賞で初タイトル後に名古屋・梅見月杯を制し、初ダートグレード挑戦の名古屋大賞典JpnIII5着です。そして、前走の兵庫大賞典はエーシンクリアーの逃げに完敗しましたが、2着には伸びています。57キロは背負い慣れていますが、前述トーコーヴィーナスと5キロ差をクリアがカギになりそうで、対抗にしました。

前走の末脚にはびっくり▲4 ヴァーゲンザイル（セン8、山口浩幸厩舎）、JRAオープン馬で転入4走目☆2 サンライズブレット（牡8、柏原誠路厩舎）、追い込み△1 バレーナボス（牡5、荒山義則厩舎）と△12 オーケストラピット（牝6、碇清次郎厩舎）などが続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　5・10・4・2・1（20点）
3連単（2軸流しマルチ）　5⇔10⇔4・2・1・12（24点）

大阪スポーツ賞の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）

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