レース展望・予想

移籍2戦目で上積み必至アロマベール「磯ノ木特別」（名古屋競馬）

2016/06/24

6月24日（金）の名古屋競馬メイン第12レースは「磯ノ木特別」（A級2組、名古屋競馬場1400メートル）。

一長一短あるメンバーで、主役不在の大混戦だが、転入2戦目の◎7 アロマベール（牡4、角田輝也厩舎）から狙いたい。ほぼ同じ顔ぶれで争われた前走2組は好スタートを切って2番手から積極的な競馬。まずまずの手ごたえで最後の直線を迎えたが、ゴール寸前に末脚が甘くなり6着に終わった。ただ、勝ち馬からコンマ8秒差と着順以上に負けてはいない内容と、コース慣れなど、あらゆる面で上積み材料に事欠かない移籍2戦目でもある。なにより、2、3歳時に重賞戦線で活躍した実力派。前進があっても後退はないはずだ。

ロスの少ない内枠に入った○2 ドニゼッティ（牡6、藤ケ崎一男厩舎）にも魅力を感じる。最近は差しもこなせるようになったが、2枠に入ったことと距離7ハロン戦を考えれば先行策になるのではないか。主導権、もしくは内の好位置で流れに乗れれば出番到来だ。

距離短縮がプラスに作用するのは▲5 ゴールドピューマ（牡6、山内和明厩舎）。マイル戦だった前走2組では掛かり気味に追走した前半のロスが影響し、8着に失速。近況は1400メートル戦で明らかに好成績を残しており、変身が期待できる。

最近2走のレース内容はいまいちだが、3走前の準オープンで勝利実績がある△3 アルベルトバローズ（牡7、角田輝也厩舎）の地力も軽視できない。

また、モロさが同居するが、前走の3b組特別での鮮やか抜け出しが光った△8 サザンキング（牡5、藤ケ崎一人厩舎）もV圏内。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　7⇔2・3・5・8（8点）
3連単（フォーメーション）　7→2・3・5・8→2・3・5・8　2・3・5・8→7→2・3・5・8（24点）

磯ノ木特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）

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