レース展望・予想

上積み見込めるアイファーソング「合歓の木オープン」（名古屋競馬）

2016/05/27

5月27日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「合歓の木オープン」（A級1組、名古屋競馬場1900メートル）。7頭立ての少頭数になったが、名古屋オープンの顔が結構そろって、興味深い戦いになりそうだ。

もちろん中心は、ブランク大きい約7か月ぶり実戦をモノともせず、快勝リスタートに成功した◎2 アイファーソング（牡8、倉地学厩舎）だ。前走は楽なメンバー構成のA級2組特別とはいえ、難なく主導権を握っての5馬身差完勝。やはり力がなければできない芸当だった。当地では初の1900メートル戦になるが、中央時代に中距離中心に使われていたことから心配とも言えない。なにより久々をひと叩きされた上積み材料が大きい。セールスポイントの快速先行をゴールまで披露しそうだ。

一番の相手はA級昇級後も安定感ある走りを見せる○1 コスモナーダム（牡5、井手上慎一厩舎）。レベル高い中央条件交流戦を除けば、A級での8戦すべてでファンの馬券に貢献し続けている。今春復帰後も昇竜杯V、オープン2着とらしさを存分に発揮。今回ももちろん、勝ち負けに欠かせない。

1月オープンVを最後に、追い込み届かずのレースが3走続くのが▲3 ピースフルリバティ（牡5、藤ケ崎一男厩舎）。ただいずれも掲示板は確保し、着順ほど負けていない印象もある。追い込み一手でペースや流れに左右される面はあるが、さばきやすい7頭立て。久々に直線一気劇が復活するか。

穴は△5 アップアンカー（牡6、原口次夫厩舎）。昨今はなかなか成績が上がらないが、昨夏の名港盃、くろゆり賞で重賞連勝に成功した佐藤友則騎手との好相性タッグが久々に復活している。中間ムードに復調の兆しも感じられ、大駆けを警戒したい。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　2⇔1・3・5（6点）
3連単（フォーメーション）　2→1・3・5→1・3・5　1・3・5→2→1・3・5（12点）

合歓の木オープンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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