レース展望・予想

上位混戦もコスモラフムの抜け出しに期待「初夏賞」（佐賀競馬）

2016/05/21

21日（土）佐賀競馬メイン第9レースは「第4回初夏賞」（3歳オープン(1組)、佐賀競馬場1800メートル）。

◎6 コスモラフム（牡、九日俊光厩舎）は、2月にJRAから佐賀へ転入し、3歳8組からのスタートで4連勝し、前走の鯱の門特選（5月8日、1750メートル）が3歳特選への初挑戦でした。道中は先行馬群を進みましたが、向正面で前からはやや離されました。直線でいい脚で上がってきましたが、先に抜け出した優勝争いの2頭には届かず、コスモカットからコンマ6秒差の4着でした。今回は前走で先着された3頭が揃って不在となり、勝利まで見込めそうなメンバー構成となりました。

○2 スラッシュ（牡、真島元徳厩舎）は、鯱の門特選では中団の位置取りから内を突いて前との差を詰めましたが、直線でやや伸びを欠き、勝ち馬からコンマ9秒差の5着でした。3歳特選（S2重賞）では、勝ち馬から1秒前後の差で走り、2度の3着があります。3歳格付上位馬が29日の九州ダービー栄城賞へ回り、相手関係がやや緩和した今回は連対圏への進出を期待したいところです。

▲10 ブルベアシャーク（牝、九日俊光厩舎）は、4月にJRAから転入し、2度の2着の後、前走の3歳4組（5月7日）で初勝利を挙げています。2着だったレースも、鯱の門特選の勝ち馬コスモカットや、同4着コスモラフムから1馬身差の接戦だっただけに、距離延長を克服できれば、特選クラス初戦から優勝争いまで期待できそうです。

そのほか、JRAから転入後4勝を挙げ、特選初挑戦の△9 タケノヒゴノオー（牡、古賀光範厩舎）や、大井から転入初戦の△11 ナンバーナイン（牡、井樋明正厩舎）にも上位進出の期待がかかります。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　6・2・10（6点）
3連単（フォーメーション）　6・2・10→6・2・10→6・2・10・9・11（18点）

初夏賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）

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