レース展望・予想

地元馬同士ならアカデミックドレス「大山桜特別」（名古屋競馬）

2016/05/06

5月6日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「大山桜特別」（A級2組、名古屋競馬場1600メートル）。

地元馬同士の戦いに戻って、◎7 アカデミックドレス（セン5、田中敏和厩舎）の素早い巻き返しが期待される。最近2走とも見せ場なく敗れたが、レベル高い中央馬との交流レースでは致し方ない。A級昇級後はいきなり3a組を差し切り、オープン参戦でも差のない3着、3走前の準オープンでも3着確保と、セールスポイントの堅実な差し脚で好勝負を演じている。コレと言った強敵不在に、実績あるマイル戦に戻れば、勝機到来だ。

一長一短ある面々がズラリそろったが、相手には新境地を開きつつある○9 ドニゼッティ（牡6、藤ケ崎一男厩舎）を上位視したい。以前の好走パターンは先行策だったが、中団から差しに構えた前走、直線一気にアタマまで突き抜けてみせた。流れに乗りやすい外枠スタートも好都合。再度、同様の走りができるかにも注目だ。

転入初戦の▲1 ダイリンウィーク（牡7、錦見勇夫厩舎）の取捨もポイント。復帰した昨秋以降は大敗が多いものの、強敵ぞろいの南関東地区のB級で勝ち負けしていた実力派。追い切り気配もよく、軽視できない。

好走したかと思えば次走は凡走。つかみづらいタイプだが、距離実績あるマイル戦と、手頃な相手に変わって△6 マルカシグナス（セン5、瀬戸口悟厩舎）の変身にも注意必要。

同タイプの先行ライバルは多いが、内枠から主導権を握れば、△3 ハナノパレード（牝4、迫田清美厩舎）の粘り込みも可能。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　7⇔1・3・6・9（8点）
3連単（フォーメーション）　7→1・3・6・9→1・3・6・9　1・3・6・9→7→1・3・6・9（24点）

大山桜特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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