レース展望・予想

勝ってダービーへ、カツゲキキトキト「駿蹄賞」(名古屋競馬)

2016/05/04

5月4日(祝・水)の名古屋競馬メイン第10レースは東海ダービートライアルの「第55回駿蹄賞(SP1)」(3歳、名古屋競馬場1800メートル)。

1カ月後に実施される「東海ダービー」(6月7日)のトライアルレースに、厩舎の期待がかかる素質馬11頭がスタンバイ。もちろん主役は重賞3連勝中と上昇一途の◎8 カツゲキキトキト(牡、錦見勇夫厩舎)だ。転入当初の体質の弱さが成長とともにすっかり解消し、2月の1組特別Vを皮切りに目下、5連勝。好位から安定したレース運びができて、折り合いに不安がない。追えば末脚がしっかりしているとあれば、重賞3連勝も必然の結果と言える。初の1800メートルの距離もライバルたちが気になるとあれば、むしろ歓迎材料。控える大目標のダービーに向け、世代ナンバーワンを改めてアピールしたい。

レースの焦点はカツゲキキトキトの相手探し戦と言っていい。一番の魅力は潜在能力の高い○1 センターフォワード(牡、角田輝也厩舎)。認定競走勝ちの実績はもちろん、前走1組特別は長期ブランクあった5カ月半ぶりハンディを鮮やか抜け出しで華麗に仕留めたもの。脚元の不安から軽めの稽古で臨んだ前走と違い、今回は併せ馬で追い切られ、上積み材料に事欠かない。逆転があるとすれば、初対戦で競走センスのあるセンターフォワードだ。

過去の重賞では、カツゲキキトキトに3連敗する▲10 メガホワイティ(牝、後藤正義厩舎)は、大崩れせず、つねに掲示板をキープする安定した走りに定評がある。連対候補に欠かせない1頭。

また、△2 キタノアドラーブル(牝、栗本陽一厩舎)は重賞挑戦のたびにレース内容がよくなり、着差も縮め、前走東海クイーンカップでは東海勢最先着の銅メダル獲得。カツゲキキトキトとの3度目の対戦で、詰め寄れるか。

前走見せ場なく終わり、地方で初めて大崩れしたが、スムーズな競馬で流れに乗れば△11 マイネルアクティヴ(牡、田中敏和厩舎)も3連単候補なら。

<おすすめの買い目>
馬単 8→1・2・10・11(4点)
3連単(1軸流し) 8→1・2・10・11(12点)

駿蹄賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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