レース展望・予想

上昇度でブルドッグボス「かきつばた記念」(名古屋競馬)

2016/05/03

5月3日(祝・火)の名古屋競馬メイン第11レースは「第18回かきつばた記念JpnIII」(名古屋競馬場1400メートル)。

名古屋競馬ゴールデンウイーク恒例のダートグレードに、JRAから5頭、岩手から1頭の遠征勢が参戦。迎え撃つ地元4頭の10頭が激突する。名古屋ダートグレード競走のなかで、名古屋グランプリJpnII、名古屋大賞典JpnIIIと違って、地方勢が善戦する「かきつばた記念」だが、今年からJRA勢の出走枠が4→5にアップ。スピードと地力で勝る中央勢の優勢ムードは否めない。

なかでもキャリアは一番劣るが、13戦して4着を外したことがない堅実差しタイプ◎9 ブルドッグボス(牡4、JRA・西浦勝一厩舎)から狙いたい。重賞初挑戦だった前走東京スプリントJpnIIIは、初のナイターレースに戸惑ったようで、伸び切れず4着に終わったが、1、3月の1200メートル戦のオープン特別を連勝。近況メキメキと力を蓄える上昇勢力だ。好位をキープできて、確実に伸びる差し脚は、一番連軸にふさわしく、レースの流れを見極めやすい外枠スタートも好都合ではないか。

初の地方参戦だが、小回り名古屋でスピードがいっそう生きそうなのが○3 ノボバカラ(牡4、JRA・天間昭一厩舎)。2月に戦列復帰し、最近2走は準オープン、オープンを力強く押し切って連勝中。主導権を握りやすい内めの3枠ゲットもプラス要因。セールスポイントのスピード、粘りともにアップしそうだ。

実績はもちろん、スプリンターズステークスGI勝ちのGIホース▲4 スノードラゴン(牡8、JRA・高木登厩舎)。昨今の主戦場は芝のレースだが、芝・ダートを問わず、結果を出しているタイプでもある。初めて背負う斤量59キロが一番のポイントになりそうだが、直線勝負に持ち込めばアタマまで突き抜けていい。

およそ2カ月半ぶり実戦だが、稽古や追い切りムードから△5 タガノトネール(セン6、JRA・鮫島一歩厩舎)は仕上がりに問題はなさそう。堅実駆けに定評ある馬で、地方遠征のダートグレードで【1・1・1・0】。勝ち負けに欠かせない。

今年に入って2戦とも今イチの走りに終わるが、昨年の銀メダル馬で、交流重賞の常連メンバー△7 レーザーバレット(牡8、JRA・萩原清厩舎)も軽視できない。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔3・4・5・7(8点)
3連単(フォーメーション) 9→3・4・5・7→3・4・5・7 3・4・5・7→9→3・4・5・7(24点)

かきつばた記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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