レース展望・予想

距離がカギ、タイキレガトゥス「AGI名古屋城カップ」(名古屋競馬)

2016/05/05

5月5日(祝・木)の名古屋競馬メイン第11レースは北陸・東海地区交流「AGI名古屋城カップ」(B級、名古屋競馬場1800メートル)。

実力差の把握が難しい交流レースで、しかもB級クラス馬による企画戦。予想難度Eクラスの難解戦だが、その分、馬券妙味はたっぷり。高配当ゲットといきたいところだ。

好調で、魅力の存在がフルゲートで激突するが、将来性を大いに感じさせる地元馬◎12 タイキレガトゥス(牡4、角田輝也厩舎)から狙いたい。中央時代には新馬戦はじめ、2着キャリア4回。しかも8戦すべてで一桁着順をキープしたセンス馬だ。名古屋転入後の2戦は、快速サンデンバロンをズブリと仕留め、前走2組特別でも好素材ニホンピロマイティを難なく差し切り劇。ともに価値ある勝利で、大いにアピールした。マイル戦までしか経験がなく、距離がカギになりそうだが、底を見せない勝ちっぷりの良さに期待がかかる。

実績上位は中央1000万から今春転入した○8 プリンシペアスール(牡7、尾島徹厩舎)。転入後の2連勝は、ともに好位からソツのない競馬で抜け出した走りで、1000万クラスで入着実績の証しでもあった。名古屋での交流戦勝ち(A級3組・JRA500万条件)経験も強みになりそうだ。

▲2 シークレットオース(牝4、栗本陽一厩舎)の勢いも差はわずか。連勝馬は多いが現在、5連勝中で笠松転入後、10戦8勝、2着1回。連対を外した1走は短距離戦の出遅れと敗因分析でき、底をまだ見せていない。中央戦歴から距離延長もマイナス材料でなく、ロスの少ない内枠を生かせばチャンス十分。

距離歓迎は△10 ピースポーター(牡8、迫田清美厩舎)。直線の長い南関東地区で育ったせいか、名古屋コースではエンジンのかかりは遅くても、ゴール前になれば、末脚をきっちり伸ばしてくる。南関東時代に多く走った9ハロン戦。久々にアタマまで突き抜けたい。

穴は△6 アラートミノル(牡5、後藤正義厩舎)。格上挑戦だった前走の東海クラウン(オープン)でも2着に食い込むなど、鋭い自慢の決め脚が好ムードだ。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 12⇔2・6・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 12→2・6・8・10→2・6・8・10 2・6・8・10→12→2・6・8・10(24点)

AGI名古屋城カップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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