レース展望・予想

クラトイトイトイ重賞連勝へ「東海クイーンカップ」(名古屋競馬)

2016/04/19

4月19日(火)の名古屋競馬メイン第10レースは「第22回東海クイーンカップ(SP1)」(3歳牝馬、名古屋競馬場1600メートル)。

地方全国交流重賞で、グランダム・ジャパン2016の3歳シーズンの一戦に、遠征馬2頭を含めたフルゲート12頭がスタンバイ。もちろん中心は前哨戦の3月末の若草賞を3馬身差完勝で仕留めた◎12 クラトイトイトイ(船橋・矢野義幸厩舎)だ。レベル高い南関東や道営で強敵相手に揉まれてきた好素材だが、前走の重賞初制覇は価値ある、未来につながる勝利で飾って見せた。好位内でピタリと折り合い、徐々にポジションアップにも成功し、直線で鮮やかに一気の差し切り劇。勝ち星すべてが逃げ切りだったクラトイトイトイが、新境地を開く走りと内容でもあった。先行力があって、差しもこなせる。そして決め脚も鋭い。距離は1ハロン延長し、不利な大外枠スタートを余儀なくされるが、前走の勝ちっぷりとメンバー構成を考えれば、重賞連勝に視界が広がっている。

一番の相手はその若草賞で3馬身差2着の○2 ディアマルコ(高知・那俄性哲也厩舎)。ひと息のスタートもあって後方からのレースを余儀なくされたが、直線の短い名古屋コースながら、大外を鋭く突っ込んだキレは光っていた。重賞3戦では2、3、4着がそれぞれ1回と、勝ち切れないタイプだが、常に掲示板を確保する地力の持ち主でもある。1ハロンの距離延長も好材料で、クラトイトイトイにどこまで差を詰めるか。

若草賞では7着と初めて大崩れしたが、▲9 チェンジイット(原口次夫厩舎)は見直したい1頭。ハイペースの流れを追いかけたせいで失速したが、ゆったり流れるマイル戦で自慢のしぶとさが生きてきていい。

また、2度目の重賞挑戦だった前走でレース内容が良化している△1 キタノアドラーブル(栗本陽一厩舎)に、初の重賞挑戦でも力を確実に伸ばしてきている△10 ラサンタクルス(山内和明厩舎)も連争いなら可能。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 12⇔1・2・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 12→1・2・9・10→1・2・9・10 1・2・9・10→12→1・2・9・10(24点)

東海クイーンカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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