レース展望・予想

2歳二冠馬メジャーリーガー始動「スプリングカップ」（水沢競馬）

2016/04/02

岩手競馬2016シーズンがいよいよスタート。4月2日（土）から全130日間の熱い戦いにご注目下さい。

開幕初日を飾るメインは第10レース、恒例の3歳重賞「第41回岩手日報杯スプリングカップ」（水沢競馬場1600メートル）。今季から岩手競馬グレード制が導入され、M3格付け。岩手クラシック戦線を占う意味でも重要な一戦となります。

◎2 メジャーリーガー（牡、小林義明厩舎）は昨年6戦5勝3着1回の好成績を収め、岩手2歳最優秀馬に選出されました。南部駒賞で2歳二冠を制した後、千葉の牧場で休養。今回は4カ月半ぶりの実戦となりますが、実績断然。加えて気のいいタイプゆえ久々も苦にしないはず。好発進を決めてクラシックの王道をまい進したいところです。

○11 サンエイホープ（牡、瀬戸幸一厩舎）はデビュー5戦目に三冠目・金杯へ臨み、4コーナー先頭の強い内容で完勝。秘めた素質を開花させました。不安点は休み明けよりも今の時計がかかる馬場。特別開催2週ともパワーを要求される傾向が強く、小柄な牡馬ゆえ対応できるかどうかが最大のカギとなりそうです。

▲4 エンパイアペガサス（牡、佐藤祐司厩舎）は遅れてきた大物。エンパイアメーカー産駒の大型馬で、終盤に3連勝を飾ってシーズンを終えました。相手は大幅に強化されましたが、この挑戦は楽しみです。

△10 リュウノファンタジ（牡、酒井仁厩舎）は南関東1勝、鎌倉記念5着。地区レベルを考えるとアッサリまで。

△5 ソウダイショウ（牡、板垣吉則厩舎）は追い込み脚質ゆえ展開に注文がつきますが、流れ合えば台頭十分。

＜おすすめの買い目＞
馬単　2→11・4・10・5　11・4→2（6点）
3連単（フォーメーション）　2・11→2・4・10・11→2・3・4・5・10・11（24点）

岩手日報杯スプリングカップの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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