レース展望・予想

フジダイビクトリーの逃げ切りに期待「ばんえい記念」（ばんえい帯広競馬）

2016/03/20

3月20日（日）のばんえい帯広競馬メイン第9レースには、「第48回ばんえい記念」が行われます。定量戦のため、全馬1000キロの極量です。

今週末の十勝地方の天気予報は晴れで、砂も乾きパワーが要求される馬場となりそうです。オイドン、コウシュハウンカイ、ホクショウユウキの3頭が1000キロに初挑戦。第46回優勝馬のインフィニティー（牡10、金田勇厩舎）と、ホリセンショウにとってはラストランとなります。

◎6 フジダイビクトリー（牡 8、金山明彦厩舎）を本命に推します。昨年は初挑戦で、大外10コースでスタートから果敢に先行し、障害を1番手で切ると、直線も先頭。初挑戦で優勝の ゴールという快挙も考えられましたが、一瞬のことで、ゴール直前で失速し結果4着。スタンドのファンを沸かせた障害巧者です。今回は2度目の1000キ ロ。末脚鋭いキタノタイショウの前で競馬ができるこの馬の逃げ切りに期待がかかります。

○8 キタノタイショウ（牡 10、服部義幸厩舎）が対抗です。今季は1勝ですが、北見記念優勝。1000キロの極量で、差し切れるほどの末脚を持っているのは、キタノタイショウ1頭 と言えます。昨年、障害4番手から一気に差し切った末脚は本物でした。直線で叩き合いになった時には2連覇が期待できます。

▲4 ニュータカラコマ（牡8、村上慎一厩舎）が3番手。昨年はキタノタイショウの2着。障害に注文がつくタイプでしたがそれも修正されて、特別3連勝中と今一番勢いがある馬です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　6→8・4・10・1（4点）
3連単（フォーメーション）　6→8→4・10・1（3点）

ばんえい記念の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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