レース展望・予想

スマイルヴィジットの逃げ切りなるか「川西源氏特別」（園田競馬）

2016/03/16

16日（水）の園田競馬メイン第11レースに「川西源氏特別」（A2、園田競馬場1230メートル）が行われます。

降級3走目◎4 スマイルヴィジット（牝 7、尾林幸二厩舎）に今回は田中学騎手の手綱です。田中騎手とのコンビは過去3回あり、マルトクスパートのハナを抑えて逃げ粘っての2着があります。6頭 立て5番人気で、4キロの斤量差はありましたが、1番枠マルトクスパートとのハナ争いを2番枠から制すと、控えた同馬と直線でマッチレースになって3/4 馬身差で敗れています。しかし、良馬場での走破時計1分18秒1は今回のメンバーでは抜けています。A1で1700メートルと1400メートルと2勝、 1230メートルでは前述のレースなど2着4回の実績を残しています。ただ、勝ち星は14年9月に7勝目をマークしてからありません。快速馬が揃いました が外枠になりました。7歳になってもダッシュの鋭さは筆頭です。スタートを決めて枠を主張して主導権を取り、実に1年6カ月ぶりの通算8勝目を期待しま す。

木村健騎手で昇級初戦の○8 クインズジャーニー（牡5、松平幸秀厩舎）には3連勝の勢いがあります。門別から再転入後5戦4勝、3着1回で、前回在籍時（14年12月から昨年4月）の7戦を含めてオール馬券絡み中です。A2の壁は厚いですが、3走前と前々走のように折り合いの競馬でゴール前、迫ります。

▲9 トウケイウルフ（牡4、住吉朝男厩舎）の1230メートルは前走を含め3戦2勝、2着1回です。ベストは逃げですが、外枠だけに最初から折り合いの競馬なら粘りを発揮すると思います。☆10 マキシマムカイザー（牡4、小村正也厩舎）も同じようなタイプです。3走前には初の1230メートル戦だったB1・B2混合を4番手から差し切っています。

展開がもつれれば△7 ディアポジション（牡5、飯田良弘厩舎）、レオンビスティー（牡7、西川精治厩舎）の差し馬が連争いに加わりそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　4・8・9・10・7（20点）
3連単（ボックス）　4・8・9・10（24点）

川西源氏特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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