レース展望・予想

初オープンでもウォースピリッツ中心「東海クラウン」（笠松競馬）

2016/03/11

3月11日（金）の笠松競馬メイン第11レースは「東海クラウン」（A級1組・B級以上オープン、笠松競馬場1900メートル）。

5頭立てとちょっと寂しい頭数のうえ、オープン常連の実力派も不在で混戦模様。しかし馬券妙味はありそうで、うまく絞って的中といきたい。

A級へ昇級初戦だった前走も難なくクリアして見せた◎2 ウォースピリッツ（セン6、栗本陽一厩舎）から狙いたい。1月のB級1b組特別から3連勝中とノリに乗っている。前走準オープン勝利は少頭数に手頃なメンバー構成だったが、外をアッサリと差し切り、セールスポイントの決め脚を改めてアピールした。距離1900メートルは笠松では初経験になるが、中距離中心に使われていた中央時代を考えれば全く問題ないところ。オープン初挑戦だがコレと言った強敵不在。ここも期待がかかる。

コース慣れが見込める転入2戦目は○1 サウスパシフィック（牡7、井上孝彦厩舎）。転入初戦の前走準オープンは4着に終わったが、果敢に主導権を握ってコンマ8秒差と見せ場はあった。同タイプの先行ライバル不在で難なくハナが切れる有利なメンバーに変わっている。戦歴から距離延長もプラスに作用し、マイペースに持ち込めば逃げ切り可能。

▲5 エアマデレーン（牝6、今津勝之厩舎）は初の出張戦。A級昇級後は重賞挑戦が多く、結果を残せていないが、ゆったり流れるマイル以上の距離を得意とするタイプ。手薄なメンバーの笠松オープンもあって、当然勝ち負けだ。

同様に、重賞参戦では成績今イチだが、前走準オープンで転入後初めて連対キープした△4 ブルータンザナイト（牡7、伊藤強一厩舎）も距離延長を歓迎する。差はわずか。

＜おすすめの買い目＞
馬単　2→1・4・5（3点）
3連単（1軸流し）　2→1・4・5（6点）

東海クラウンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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