レース展望・予想

バレーナボス初タイトル奪取なるか「六甲盃」(園田競馬)

2016/03/03

3日(木)の園田競馬メイン第10レースに、日刊スポーツ賞「第53回六甲盃」(4歳以上定量、園田競馬場2400メートル)が行われます。

95年から97年までの摂津盃を制したフェイトスター以来2頭目の兵庫重賞3連覇を期待されたハルイチバンが直前の回避で興味は半減してしまいました。前走で前述ハルイチバンに5馬身+アタマ差を付けて圧勝した◎11 バレーナボス(牡5、荒山義則厩舎)が初のタイトル奪取のチャンスです。前走はスタートで出遅れはなく飛び出しましたが、それでも道中は12頭立て9番手。ハルイチバンが、逃げるティアモブリーオに並ぶのを見て向正面から仕掛けました。3、4コーナーでは3番手まで進出すると、直線を向いてハルイチバンに並んでアッと言う間に抜け出し、オープンA1(A2混合含む)の3勝目です。重賞初挑戦は昨年のお盆シリーズ摂津盃でした。例によって大きく出遅れ1頭だけ離れた最後方から追い上げ、ダイナミックグロウの8着です。2度目が今年の新春賞で、スタート後は最後方でしたが、馬群からは離れていませんでした。向正面から仕掛けて、上位3頭にはちぎられましたが、4着ニシノイーグルとはクビ差5着でした。摂津盃後は大きな出遅れがありません。道中は折り合いがつくタイプですので、スタートのロスがなければ今回のメンバーなら上位の評価です。

さあ、JRA2勝馬で転入後A2を2、1着タガノプリンスと、JRA未勝利も園田では6連勝で現在B1のステージインパクトの取捨選択がカギです。両馬とも折り合いのつくタイプで勢いはありますが、初オープン相手だけに○6 タガノプリンス(牡8、新子雅司厩舎)、▲9 ステージインパクト(牡4、柏原誠路厩舎)に止めました。

ハルイチバンの回避で田中学騎手とコンビを組む☆4 メイショウヨウコウ(牡6、住吉朝男厩舎)は道中の折り合いがつけば上位争いに加わりそうです。

遠征勢では△2 クワイアーソウル(牡8、笠松・尾島徹厩舎)が力のいる馬場で変わりそうです。尾島調教師は騎手時代にマルヨフェニックスで、11年のこのレースをレコード勝ちしています。今度は調教師として初優勝を目指します。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 11・6・9・4・2(20点)
3連単(ボックス) 11・6・9・4(24点)

六甲盃の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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