レース展望・予想

昇級戦でも突破なるかゼンノステルス「ヒヤシンス特別」（名古屋競馬）

2016/03/01

3月1日（火）の名古屋競馬メイン第10レースは「ヒヤシンス特別」（A級3b組、名古屋競馬場1400メートル）。

多くの馬にチャンスがあるが、転入後、確実に上昇する◎7 ゼンノステルス（牡5、角田輝也厩舎）から狙いたい。転入当初は伸び切れなかったが、2走前のB級2組特別で3着に粘り込むと、前走1a組特別を逃げ切ってみせた。中央500万条件での4着入着キャリアをはじめ、【1・3・7・11】の好成績からすれば当然の走りとも言える。短距離中心に中央で実績を残してきたことから、1400メートル戦への距離短縮はプラスへと作用。昇級戦だが不安よりも期待感が上回る。

○11 サザンキング（牡5、藤ケ崎一人厩舎）も互角。前走はまさかの末脚不発に終わり、11月のB級2組から続いていた連続連対が6でストップ。ただ勝ち馬からコンマ4秒差と大して負けていない。追い切りの動き、内容も悪くなく、1走では見限れない。素早い巻き返しがあっていい。

冬期遠征馬の▲5 リジカーレ（牡6、金沢・鋤田誠二厩舎）も差はわずか。今シーズンも同条件のA級3b組3戦で2、4、2着と常に勝ち負けを演じている安定勢力。スタートに課題のあるタイプだが、直線勝負に持ち込めば。

差し脚シャープな△1 イナセナ（牡6、山内和明厩舎）も同様。追い込み一手の不器用な脚質にあって、最内1枠スタートのフルゲート12頭立て。しかも前走と同じ7ハロン戦。うまく馬群をさばいて、差し比べに持ち込みたいところ。

昇級初戦だが1ハロンの距離短縮でスピードと粘りが生きそうな△9 トゥルーカラーズ（牝6、竹下直人厩舎）も軽視できない。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　7⇔1・5・9・11（8点）
3連単（フォーメーション）　7→1・5・9・11→1・5・9・11　1・5・9・11→7→1・5・9・11（24点）

ヒヤシンス特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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