レース展望・予想

JRA準オープンの底力上位サルバドールハクイ「東海クラウン」（笠松競馬）

2016/03/25

2015年度最後となる3月25日（金）の笠松競馬のメインレースは第10レースの「東海クラウン」（A級1組・B級以上オープン、笠松競馬場1600メートル）です。

中央から転入してきた◎7 サルバドールハクイ（牡 6、伊藤強一厩舎）が注目を集めます。中央のダート短距離戦で4勝を挙げた準オープン馬で、今年に入ってフタ桁着順が続いて頭打ちとなりましたが、大きく 負けていない点は評価できます。2月末まで使われていたとあって追い切りの動きはパワフルで、仕上がり面には不安はありません。初めての地方の小回りコー スに戸惑わなければ、転入初戦から地力の違いを見せてくれそうです。

相手は名古屋から出張してきた○3 トゥルーカラーズ（牝6、竹下直人厩舎）です。名古屋へ転入した当初は成績が安定しませんでしたが、B1とA3を逃げ切って上昇軌道に乗っています。兵庫A2で活躍していた実績があり、初の笠松オープン挑戦でもマイペースの逃げが打てれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

B級から格上挑戦してきた▲6 ホッコージョイフル（牡 6、加藤幸保厩舎）も、手薄なメンバーとなった今回は怖い存在になります。中央在籍時には金沢や園田、笠松で行われた500万下との交流戦で何度も馬券に 絡んでおり、B級格付け以上の力があるのは明らかです。控えるレースもこなせるようになってきており、今回も好位からレースを進めて好勝負をもくろみま す。

ここ2戦は安定した末脚で連続連対中の△4 トミシノドラゴン（牡7、田口輝彦厩舎）や遠征帰りの△2 ユーセイクインサー（牝6、笹野博司厩舎）も連下に押さえは必要です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（フォーメーション）　7・3→7・3・6（4点）
3連単（フォーメーション）　7・3→7・3・6→7・3・6・4・2（12点）

東海クラウンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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