レース展望・予想

2度目の地方参戦で躍進コパノチャールズ「名古屋CCジュノ賞」（名古屋競馬）

2016/03/29

 

3月29日（火）の名古屋競馬メイン第11レースはJRA交流「名古屋CCジュノ賞」（A級3a組・中央500万、名古屋競馬場1400メートル）。中央交流戦はスピード、パワーで勝るJRA勢優勢は否めないが、舞台は地元勢も走り慣れた距離1400メートル戦。付け入るスキはありそうだ。

とはいえ、もちろんJRA勢が中心。◎2 コパノチャールズ（牡4、JRA・宮徹厩舎）の堅実さを連軸視だ。初勝利まで12戦要したが、500万条件で6戦して4着入着を含めて一桁着順5度の地力派。短距離ダートを主戦場にする先行タイプで、小回り名古屋コースで、いっそうセールスポイントのスピードが活きてくる。前走の園田遠征ではハイペースの流れで失速したが、コンマ6秒差4着なら内容そのものは悪くない。前走に続く地方遠征で2勝目を目指す。

交流戦好相性の○6 サウスリバティー（牡4、JRA・加用正厩舎）は互角の評価が必要。昨年10月の名古屋遠征で2着、2走前の園田でも3着、前走笠松での2着はハイピッチで飛ばした先行策が影響したようだ。コース、相手を問わず、地方交流戦で好成績を残している。約2カ月ぶり実戦をひと叩きされた上積みも魅力になる。

地元勢で一番の期待は▲5 サカジロヴィグラス（牝5、川西毅厩舎）。名古屋転入後、マイル戦では連対ゼロだが、1400メートル戦では2戦無敗を誇る。1000万条件から転入した中央3勝馬でむしろキャリア上位の存在。古巣相手に地力発揮といきたい。

また久々のダート戦だが500万条件で2、3着実績（ともに芝1800メートル）がある△4 ベネフィットユー（牡7、JRA・大根田裕之厩舎）に、高い道営成績（5戦オール連対）を持つ△7 ジョウショーチカラ（牡4、JRA・西橋豊治厩舎）も一発を秘めている。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　2⇔4・5・6・7（8点）
3連単（フォーメーション）　2→4・5・6・7→4・5・6・7　4・5・6・7→2→4・5・6・7（24点）

名古屋CCジュノ賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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