レース展望・予想

ナムラカグヤヒメ筆頭にJRA勢優位「ヴェスタ賞」（名古屋競馬）

2015/09/09

9月9日（水）の名古屋競馬メイン第11レースは「名古屋CCヴェスタ賞」（A級3組・中央500万、名古屋競馬場1400メートル）。

500万クラスのJRA交流戦は中央勢優位のレースが一般的。今回もスピード、パワーで勝る中央勢の地力を上位視したい。本命は500万クラスでも安定した成績を残している◎8 ナムラカグヤヒメ（牝3、JRA・目野哲也厩舎）。昨年12月の未勝利戦勝利後の500万条件で6、6、3、7着。特に2走前の5月（京都ダート1400メートル）は、コンマ2秒差に突っ込む、勝利まであと一歩の走りで、3カ月ぶりの実戦でもあった。小柄タイプの牝馬で久々もハンデにはならない。連軸に期待だ。

地方交流戦での安定した走りに定評があるのが○10 マッセナ（牡4、JRA・鈴木孝志厩舎）。名古屋初登場だが、笠松や金沢、園田に遠征し、地方交流戦で【1・2・2・1】と常に勝ち負けを演じている。詰めの甘さはあるが、セールスポイントの堅実な先行力は当然勝ち負け候補に欠かせない。

前走の笠松交流戦を好タイムで押し切った▲9 ステイバーニング（牡3、JRA・宮徹厩舎）は順調さの強みがあり、△1 パルファンデュロワ（牡3、JRA・西園正都厩舎）はロスのない内枠でスピードが生きる。2頭ともに軽視できない。

地元勢の期待は、A級昇級初戦の前走4組も先行快勝劇で突破し、4連勝と波に乗る△3 カノープス（牝4、田中敏和厩舎）。勢いある走りがJRA勢相手に通用するか。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　8⇔1・3・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　8→1・3・9・10→1・3・9・10　1・3・9・10→8→1・3・9・10（24点）

名古屋CCヴェスタ賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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