レース展望・予想

パフュームスターに期待も難解「北アルプス特別」（笠松競馬）

2014/12/16

12月16日（火）の笠松競馬メイン第10レースは「北アルプス特別」（C級19組(ロ)、笠松競馬場1600メートル）。

出走馬10頭すべてが勝ち上がり組で、しかも特別戦での実績がない面々ばかり。10頭すべてが勝ち負け候補で、予想者泣かせの本日一番の超難関レースです。

本命期待は転入後、2戦2勝を誇る◎8 パフュームスター（牝3、法理勝弘厩舎）。「連勝馬は負けるまで追いかけろ」の馬券格言もあります。しかも2戦とも強さを感じさせた競馬を披露しています。初戦は出遅れながら後方からひとまくりする豪快な勝ちっぷり。前走も中団から外を回って3コーナーまくりで仕留め、上がりは37秒3の好ラップでした。相手強化に、初のマイル戦になりますが、先行タイプが多いなか、控えて馬込みでもレースができるのはアドバンテージになります。なにより負けなしの未知の魅力も大きく、3連勝に期待です。

○9 グローバルシップ（牝3、法理勝弘厩舎）も前進する上昇馬。初戦こそ逃げて半馬身交わされましたが、前走は控える競馬で直線鮮やかに差し切って快勝。スピードとキレを併せ持つタイプでレースセンスもありそうです。

先行力魅力は▲7 スイートポーラ（牝3、加藤幸保厩舎）。笠松再転入後の4戦すべてで先行態勢に入り、【1-2-1-0】の成績を残しています。相手の出方を見極められ、砂をかぶりにくい外めの枠に入ったのも好都合か。

詰めの甘さが一気に解消し、前走大差勝ちした△6 イーストフォンテン（牡3、法理勝弘厩舎）、1分28秒7の抜群のタイムで押し切った△1 マルヨラピド（牝3、山際孝幸厩舎）の余勢も軽視できません。いずれによせ、馬券戦術はいつもより手広く構えたいところです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　8⇔1・6・7・9（8点）
3連単（フォーメーション）　8→1・6・7・9→1・6・7・9　1・6・7・9→8→1・6・7・9（24点）

北アルプス特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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