レース展望・予想

さらに上積みエーシンオマーンが軸「チャンピオンジョッキー賞」(園田競馬)

2014/12/11

11日(木)の園田競馬メイン第10レースに第23回ゴールデンジョッキーカップ「チャンピオンジョッキー賞」(B1・B2混合、園田競馬場1870メートル)が行われます。

3レースのポイントで第23代ゴールデンジョッキーを決める最終レースです。JRAから転入後の8戦オール馬券絡み(5勝、2着2回、3着1回)で的場文男騎手(大井)◎2 エーシンオマーン(牝4、平松徳彦厩舎)が軸です。園田1870メートルは初めてですが、JRA時は芝2200メートル、ダートも1800メートルを多用して距離の心配はありません。前々走は3番手から直線に入って先頭に立ちましたが、中を割ったイチザゴールド、大外強襲マスソングウインドにクビ、3/4馬身差3着に敗れました。しかし、1走後の前走は一変です。5番手から直線中程で抜け出し、内を突いたシルクイングレイヴに1馬身差の完勝です。昇級戦ですが、さらに上積み必至で差し切り濃厚です。

昨年のこのレースを2番手から差し切った○6 ピエナオリオン(セン6、薮田辰己厩舎)が相手筆頭です。手綱の戸崎圭太騎手(JRA)は昨年もこの馬に騎乗し、2レースを終わって4位から逆転優勝しました。A2昇級後も2勝をマークしましたが、夏場に調子を崩し4走前のB1降級後は、5、3、3、2着です。前走は後方一気のヒシストーミイには敗れましたが、混戦の2着争いから抜け出しています。その動きから復活気配と見ます。

たたき2走目の川原正一騎手(兵庫)▲10 シャトーコジーン(牡7、新子雅司厩舎)、距離克服がカギも3連勝中の山口勲騎手(佐賀)☆3 ダイシンウィン(牡3、森澤友貴厩舎)、実績馬で降級3戦目の田中学騎手(兵庫)トライ(牡5、飯田良弘厩舎)などが上位争いに加わりそうです。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 2・6・10・3・12(20点)
3連単(ボックス) 2・6・10・3(24点)

チャンピオンジョッキー賞の出走表はこちら

なお、第8レース「ファイティングジョッキー賞」はJRAから転入初戦を楽勝した村上忍騎手(岩手)・ブロンズテーラー(牝3、柏原誠路厩舎)が有力です。続く、第9レース「エキサイティングジョッキー賞」は降級3走目で岩田康誠騎手(JRA)・アグネスリズム(牡4、吉行龍穂厩舎)、岡部誠騎手(名古屋)・ブランドアオモリ(牡3、飯田良弘厩舎)に、4戦連続連対中で昇級2走目の木村健騎手(兵庫)・ショウサンメグレス(牡4、土屋洋之厩舎)などが上位です。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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