レース展望・予想

必勝を期すマッセナ「加賀友禅賞」（金沢競馬）

2014/12/09

12月9日（火）に行われる金沢競馬のメインレースは、第10レースのJRA交流「加賀友禅賞」（A3組下・中央500万下、金沢競馬場1500メートル）です。今回のJRA勢も先行スピードがあるタイプがそろっており先行激化の流れは必至で、降雪の影響で荒れた馬場状態では、どの馬が最後まで残るかのサバイバルレースとなりそうです。

◎1 マッセナ（牡3、JRA・鈴木孝志厩舎）は地方交流戦での活躍が目立っています。未勝利脱出は園田の交流戦で、2度目の地方交流参戦となった笠松の500万下交流戦でも、逃げ切った勝ち馬に迫る2着と好走しました。その後短期放牧に出されて、今回は必勝を期しての金沢参戦となりました。前走のように逃げた馬をにらみながら好位からレースを運ぶことができれば、直線ひと脚繰り出して抜け出したいところです。

○9 ホッコージョイフル（牡4、JRA・飯田祐史厩舎）は地方交流戦初参戦となりますが、中央500万下でひと桁着順を続けている安定感は魅力です。ダート1200～1700メートルの幅広い距離で、前々でレース運ぶ先行力を見せており、地方の小回りコースは合いそうです。7月以来の実戦となりますが、直前の追い切りでは休養前以上の動きで、休み明けでも感触は良さそうです。

▲11 マーティンゴールド（牝4、JRA・沖芳夫厩舎）は中央500万下で苦戦が続いていますが、笠松で4連勝して中央へ戻った実績があります。もまれ弱い面があるために多頭数の中央では力を発揮できていませんが、久々の地方コースで外枠に入った今回は一変する可能性は秘めています。

地元勢ではチャームドライフ（牡7、赤間亨厩舎）に期待したいです。勝ち切るまでの末脚はありませんが、堅実に追い上げてくるタイプで、次位争いなら浮上するチャンスはありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）1⇔9・11（4点）
3連単（フォーメーション）　1→9・11→9・11・7　9・11→1→9・11・7（8点）

加賀友禅賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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