レース展望・予想

注目の転入初戦アップアンカー「シクラメン特別」(名古屋競馬)

2014/12/03

12月3日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「シクラメン特別」(A級3b組、名古屋競馬場1600メートル)。

不確定要素があって買いづらい転入初戦ですが、実力で上回る◎6 アップアンカー(牡4、原口次夫厩舎)のいきなり劇に期待したいです。中央のレースでは未勝利戦の1勝に止まりましたが、成績を残したのは1200~1400のダートで、短距離ダートに適性があります。事実、2度名古屋へ遠征してともに1400メートル戦で1勝、2着1回。とくに2走前の9月交流戦(2着)では良馬場で1分28秒2の好タイムで駆け抜けて見せました。小回り馬場の適性が高く、メンバーも手ごろとあれば、2走前だけ走れば当然勝ち負け必至です。

既走組で上位は○8 ドニゼッティ(牡4、藤ケ崎一男厩舎)。2走前のA級2組特別は終始つつかれる苦しい流れで失速したが、前走のA級3c組戦は控える2番手の競馬で差のない2着。夏場にメキメキ蓄えた力と好調さを改めてアピール。ベストは逃げですが流れに乗りやすい外枠に入ったのも好都合か。

直線勝負に持ち込めば▲10 マルカシグナス(セン3、瀬戸口悟厩舎)に出番が到来。展開に左右されやすい差しタイプで、前走も抜け出すのに手間取り、脚を余した3着でもありました。ドニゼッティ同様、スムーズな競馬が可能な外枠はプラスに作用します。

またクラスの安定勢力で大崩れしない△7 トーホウボンバー(牡3、原口次夫厩舎)に、A級へ再昇級ですが、しぶとい粘りに定評がある△3 ケイツーリマーク(牝4、錦見勇夫厩舎)も3連単候補には欠かせません。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔3・7・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 6→3・7・8・10→3・7・8・10 3・7・8・10→6→3・7・8・10(24点)

シクラメン特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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