レース展望・予想

前走2、3着アラン、マッハの争い「酒米の王様 山田錦杯」（園田競馬）

2014/12/25

25日（木）の園田競馬メイン第10レースに「酒米の王様 山田錦杯」（A1・A2混合、園田競馬場1700メートル）が行われます。

4日に1870メートルの園田金盃が終わって、正月3日はハンデ戦の新春賞です。日程的に一線クラスは不在です。10日に行われたA1でクビ差の2、3着馬アランロド、マッハタイザンを上位と見ます。

◎6 アランロド（牝6、野田忍厩舎）は11年8月から翌2月まで兵庫所属で11戦2勝の成績を残してJRAに帰りました。そして、JRAでは善戦が続いた500万クラスの16戦目（今年3月）に待望の差し切りです。1000万クラスを3走後に再び兵庫に転入しました。A2からスタートし2戦目に3コーナー手前から動いてストライビング以下を一蹴しました。続く、摂津盃で4着善戦、前々走の兵庫クイーンカップも直線で内を突いて僚馬ラヴフェアリーに3/4馬身＋クビ差3着でした。前走は大外に出してマッハタイザンにクビ差先着し、早めに動いて勝ったサウスウインドにもクビ差2着です。自己条件A1の4戦目で差し切りに期待します。

○5 マッハタイザン（牡8、新井隆太厩舎）は夏場に門別を3戦後に再び園田に帰ってきました。その初戦だった前走は先述したアランロドにもクビ差負けましたが、向正面から動いて伸びていました。今年2月には5番手から差し切ってサワノファインにクビ差をつけ、タガノブリガデイロ、エリモミヤビなどにも先着しA1での2勝目をマークしています。前走同様にアランロドよりは先に動いて雪辱を期します。

JRA3勝、ラストは1000万クラスの▲4 エーシンバリントン（牡6、橋本忠明厩舎）は6月の転入後は未勝利ですが、10戦2着2回、3着4回と堅実です。未勝利のまま3走前のA1昇級後も6、3、3着と崩れていません。大外枠の援軍☆12 ブルースイショウ（牡5、盛本信春厩舎）、木村健騎手の初騎乗で逃げて△10 ラッキーフラワー（牝8、茂崎正善厩舎）などが続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　6・5・4・12・10（20点）
3連単（ボックス）　6・5・4・12（24点）

酒米の王様 山田錦杯の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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