レース展望・予想

一線級スプリンターへ成長著しいフジノジャガー「シニスターミニスター賞」(門別競馬)

2013/05/22

22日(水)の門別競馬メイン第11レースは3歳限定のスタリオンシリーズ「シニスターミニスター賞」(3歳1(200万円超)~4-1組、門別競馬場1200メートル・20時40分発走予定)。

2歳時の昨秋から「スプリンター」としての資質が一気に開花し、急激に頭角を現してきた◎1 フジノジャガー(牡、米川昇厩舎)の2連勝を期待できそうです。今回と同じ最内枠からの発馬だった前走は、1200メートル戦としては序盤からそれほど速くないペースで流れる中、すんなり先手を取ってロスない競馬でゴールまで脚色も乱れず、強敵ファキナウェイ以下を完封。門別6ハロン戦での3勝目をつかみました。3キロ減の新人・石川倭騎手を起用し、53キロで走れたことも勿論、有利に働いたでしょうが、その分を差し引いても余りあるスピードの持続力で強敵の追い上げを封じてみせました。今回は特別競走(メインレース)ということで、同じ石川騎手でも減量(3キロ)の恩典が適用されず、斤量は一気に4キロも増えるかたちですが、そこは前走時502キロの雄大な馬格を誇る牡馬であり、今回より1キロ軽いだけの斤量56キロで3歳クラシック一冠目「北斗盃」で、その当時の馬場状態(稍重)との「馬場差」は考慮する必要もあるものの、前走の勝ち時計(1分15秒2=良)を0秒1上回る好タイムで駆けていることを加味すれば、いわゆる"カンカン泣き"するタイプでないと判断できます。すでにメンバー中最多タイの3勝を挙げていて「潜在能力・上位」もハッキリしているとなれば、好条件を活かしての開幕2連勝、通算4勝目をゲットする可能性が高そうです。

相手候補もある程度、絞れそうなメンバー構成。○9 シキセイセイ(牝、廣森久雄厩舎)は前走、福山からの再転入初戦の北斗盃が早々と失速してシンガリ12着と思わぬ大敗を喫しました。昨年11月以来の復帰戦ながらデビュー以来最低の456キロまで体重を減らしてしまったことも響いたようでしたが、昨夏デビューからJRA認定フレッシュ(新馬)2着→同アタック2着→同1着の戦歴の中で示し続けた豊かな潜在スピードを発揮できる状態にさえ戻れば、楽勝まであっても驚けない素質馬です。まだちょっと"先物買い"の感じはありますが、走られてしまった後では間違いなく人気になるタイプなので、思い切って今回から狙っていきたいところでしょう。

昨春のデビュー2戦目で、後に岩手に移籍して重賞2勝をマークするブリリアントロビンを4馬身ちぎって圧勝。その走りから、潜在能力は今回の組合せでも間違いなくトップ級の▲4 ルッザーレ(牝、原孝明厩舎)も、一変への警戒を怠れません。

連下ヒモ穴に注意は△6 ソレハソレデ(牝、石本孝博厩舎)、△3 スタートナウ(牝、千葉津代士厩舎)、△2 ネイチャーロード(牡、恵多谷豊厩舎)でしょう。

<おすすめの買い目>
馬単 1→9・4・6・3・2(4点)
3連単(フォーメーション) 1→9・4・6・3・2→9・4・6・3・2(20点)

シニスターミニスター賞の出走表はこちら

(文/ひだか応援隊)


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