レース展望・予想

距離延長で巻き返しなるかボンドストリート「AGI名古屋城カップ」（名古屋競馬）

2013/05/01

5月1日（水）の名古屋競馬メイン第10レースは「AGI名古屋城カップ」（B級、名古屋競馬場1800メートル、北陸・東海地区交流）です。

◎9 ボンドストリート（セン5、角田輝也厩舎）は3月に名古屋に移籍してから1、1、1、4着という成績です。前走の4着はやや疲れが見られたのと、距離が1400メートルに短縮されたのが響いた感じです。態勢を整えて臨む今回は、前走以上の状態で走れそう。距離延長となれば、安定感は増してくるはずです。中団で息をためて、直線豪快に押し上げてくるレースに期待がかかります。

○1 ロードパルジファル（牡4、田中敏和厩舎）が好調の波に乗っています。B級1組特別でも近況は2度2着に粘り込んで、地力アップを見せつけています。大崩れがなく、しぶとく粘る走りはメンバーがきつくなった今回でも通用しそうな気配です。

▲12 メモリージルバ（牡4、塚田隆男厩舎）の取捨が難しいところです。C級戦からB級、笠松・東海クラウンまで7連勝した勢いはいまはストップしています。ただ、ここ3走の相手を考えれば9、8、7着と崩れたのも仕方がないかもしれません。この馬にとってメンバー的には、今回の方がずっと戦いやすいはずです。巻き返しの一戦と考えたいところです。

△2 メモリーセイバー（牡6、川嶋弘吉厩舎）は笠松のB級戦上位で活躍している実力馬です。前走の1800メートル戦でもしぶとさを発揮して2着に好走しました。調子の波が少なく、実力通りの走りは期待できるタイプです。上位圏内には進出可能な仕上がりです。

×8 シルクヴェリタス（牡4、藤ケ崎一人厩舎）はB級昇格戦の前走も快勝して、力のあるところを見せました。ただいま絶好調という感じで、まだまだ上が目指せそうなパワーを見せています。今回のメンバーでも好走できれば、将来が楽しみな1頭となります。

金沢の×7 トウショウウェイヴ（牡8、佐藤茂厩舎）は金沢移籍後2戦して1、2着ですが、ダート小回りコースでも適性を見せています。底力は上位の存在なので軽視はできないでしょう。

このほか前走快勝のエンタープライズ（牡5、柴田高志厩舎）や好調キープのグランデタキオン（牡6、今津博之厩舎）など伏兵陣も多彩なメンバーがそろっています。

＜おすすめの買い目＞
馬単　9→1・12・2・8・7（5点）
3連単（フォーメーション）　9→1・12・2・8・7→1・12・2・8・7（20点）

AGI名古屋城カップの出走表はこちら

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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