レース展望・予想

ダイナミックグロウ1870mで巻き返しへ「兵庫大賞典」（園田競馬）

2013/05/03

3日（祝・金）の園田競馬メイン第11レースに重賞「第49回兵庫大賞典」（4歳以上定量、園田競馬場1870メートル）が行われます。

好メンバーが揃いました。◎5 ダイナミックグロウ（牡9、小牧毅厩舎）は元JRAオープン馬です。初勝利は名古屋の条件交流戦でしたが、2勝目からはJRAで挙げています。5、6勝目は1600万下、オープンを逃げ切っています。11年10月から兵庫に在籍し、A1は3勝しましたが、前走の六甲盃9着大敗など重賞は2、3、5、5、2着です。距離実績のある1870メートル（5戦2勝、2着2回、3着1回）になって巻き返し必至です。

JRAデビュー馬を相手に地元コースを知り尽くした○3 ホクセツサンデー（牡5、田中範雄厩舎）が意地を見せます。デビュー3連勝、4戦目の兵庫若駒賞はオオエライジンに完敗しました。その後もオオエライジンに先着はありませんが、菊水賞、楠賞、園田金盃、姫山菊花賞を制し、兵庫チャンピオンシップJpnIIではエーシンブランの2着が残っています。前走は姫山菊花賞以来、半年ぶりでしたが、早めに動いてエーシンアガペー以下の追撃を抑えています。

その▲2 エーシンアガペー（牝6、橋本忠男厩舎）は、ただ1頭の牝馬です。昨年2月から兵庫所属で、ナイター開き摂津盃、福山のマイル争覇、福山牝馬特別と重賞を3勝しています。1番人気に支持された前走はスタートの立ち遅れがすべてでした。それでも3コーナーから追い上げ前述ホクセツサンデーには敗れましたが、2着に突っ込んでいます。牝馬の斤量2キロ差を生かして牡馬勢に挑みます。

前走2400メートルの六甲盃で待望の初タイトルを獲得した☆4 エリモアラルマ（牡7、盛本信春厩舎）、このレースを目標に骨折明けを1走した△8 パーフェクトラン（牡10、栗林徹治厩舎）が続きます。

ほか、印はまわりませんでしたが、タイトル馬クールフォーマ（セン8、黒田隆男厩舎）、レッドゾーン（牡9、野田学厩舎）、ニシノイーグル（牡5、橋本和男厩舎）に絶好調ストライビング（セン6、新子雅司厩舎）なども展開次第で浮上も一考です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　5⇔3・2・4・8（8点）
3連単（1軸流しマルチ）　5⇔3・2・4・8（36点）

兵庫大賞典の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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