レース展望・予想

好枠引いたティアップワイルド「かきつばた記念」（名古屋競馬）

2013/04/29

4月29日（祝・月）の名古屋競馬メイン第10レースは「第15回かきつばた記念JpnIII」（名古屋競馬場1400メートル）です。

◎1 ティアップワイルド（牡7、JRA・西浦勝一厩舎）は昨年暮れから、地方ダートグレードに的を絞って1、3、4着の成績です。制したのは園田の兵庫ゴールドトロフィーJpnIII。前走の東京スプリントJpnIIIではスムーズさを欠いて4着でした。1200メートルよりも1400メートルの方がスムーズにレースができそうな感じのここ3戦の結果です。名古屋は初めてのコースになりますが、距離は園田と同じ1400メートルです。枠順にも恵まれたので、スタートを決めれば、好位置キープからすんなり押し切る可能性は十分でしょう。

○4 セレスハント（牡8、JRA・松永幹夫厩舎）は、前走の東京スプリントで中団から、直線押し上げ3着に食い下がっています。今度は岩田康誠騎手が手綱を取っての挑戦です。名古屋コースの経験も豊富で走り方は分かっています。前走のような位置取りにはならないでしょう。積極的なレースぶりに徹すれば、しまい切れ味を発揮して首位争いを互角に持ち込むでしょう。

▲2 ダイショウジェット（牡10、JRA・大根田裕之厩舎）はすでに10歳になりますが、ダートグレードで手堅さを発揮してきました。前走の黒船賞JpnIIIでも2着に追い込んでくる堅実な差し脚を披露しています。詰めの甘さは気になるところですが、着実な差し脚で今回も連圏内に入ってくるでしょう。

△6 ダノンカモン（牡7、JRA・池江泰寿厩舎）はフェブラリーステークスGI以来のレースで、地方コースも初めてということでハンデもありますが、底力なら負けていません。ここ目標にして、間に合わせてきました。スムーズに先行できれば地力発揮のシーンがあるかもしれません。

地方馬では地元名古屋の×10 サイモンロード（牡5、角田輝也厩舎）に期待がかかります。ブライトシンプー（牡4、藤ケ崎一男厩舎）も展開がはまれば、追い込んでくるでしょう。

＜おすすめの買い目＞
馬単　1→4・2・6（3点）
3連単（フォーメーション）　1→4・2・6→4・2・6・10（9点）

 かきつばた記念の出走表はこちら

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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